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簡単豪華!ダッチオーブンでローストビーフ(2ページ目)

今回は、ダッチオーブンでローストビーフを作ります。ダッチオーブンは手間隙かけずにおいしい料理を作りたいという、忙しい人たちの救世主。牛肉と野菜、豪快簡単なレシピで素材の旨味を愉しみます。

執筆者:清水 國明

赤子が泣いても蓋とらない、ローストビーフの作り方

牛ブロック肉を豪快に蒸し焼きにします。肉と野菜、素材の旨味を鍋の中で凝縮する、まさにダッチオーブンならではの豪快レシピです。

【材料(4人前)】
材料
肉と野菜、材料はいたってシンプル
牛ブロック肉
どでかい牛肉を切り分けて食べる。これもアウトドア料理の醍醐味です
・牛ブロック肉(1~2kg)
・にんにく(2個)
・ニンジン(3本)
・ジャガイモ(5個)
・玉ねぎ(2個)
・セロリ(2本)
・塩コショウ(適宜)
・ステーキソース(市販)
・コーラ(1.5リットル、1本)


【作り方】
野菜
彩り豊かな野菜たち。見た目だけでなく、味の面でも大活躍します
1.野菜をなべ底に敷く
※たっぷりの野菜を敷くことで肉に、野菜の旨味と香りが移るんです。

肉の塊ににんにくを埋め込む
肉の塊ににんにくを埋め込んで香り付け
牛肉と野菜
野菜とともに蒸すことで肉に下味がつく
コーラを入れる
コーラをたらふく飲んだ肉が柔らかい!
2.牛ブロック肉を投入!
※ナイフでブスブスと刺して穴を開け、そこににんにくを一かけずつ(座○のように)差し込んで、全体に味塩コショウをパパっと振り掛けましょう。これで風味豊かな下味がつきます。肉を柔らかく仕上げたいときにオススメなのが、ビール大瓶、もしくはダイエットコーラのホームサイズ一本、丸ごと火にかけるというやり方。もしくは鍋を焚き火の中に埋め、強力な圧力鍋にしてしまうというやり方もあります。

待つのは辛抱が要りますが、完成間近です
3.蓋をして火にかける!
※あとはじっと待つだけ、ですがこの待つという作業が大事。基本的にダッチオーブンは途中で蓋を開けない一か八か勝負の料理です。隙間を水蒸気で埋めて圧をかける圧力鍋の一種ですから、極力蓋を開けないようにしましょう。


鉄串で火の通りを確認
ミディアムレアが食べごろです
ローストビーフ
本格的なローストビーフがダッチオーブンひとつで完成しました
完成!
最後のチェックです。蓋をとってみてもローストビーフは中心部の火の通りがわかりません。しっかり熱が通ってしまうと、単なる肉の塊を煮ただけになってしまします。鉄串かナイフをしっかりと刺し、引き抜いたら自分の舌先で温度の分布を確認します。中心が冷たくてその周辺が適度に熱ければ、高級ホテルメードのようなローストビーフの出来上がりです。

厚めに切って、血が滴るようなジューシーな肉を取り分けてやってください。差し込んでおいたニンニクも、型崩れしないように切り分けられたらもっといいです。

ローストビーフにかけるソースですが、鍋の煮汁にソース、ケチャップなんかを混ぜて、なんだかそれ風の物を作ったこともありますが、焦げ臭くて確率としてはたぶん不評でしょう。無難に市販のステーキソースなんかを使ってくださいな。


とりあえずこんなところで。グットラック。

【関連リンク】
■森と湖の楽園 森のレストラン
■ジャパン・ダッチオーブン・ソサイエティ
■趣味のアウトドア・ダッチオーブンレシピ集(All About「男の料理」)
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