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アウトドアの新定番・ダッチオーブン料理(2ページ目)

ダッチオーブン料理がアウトドアクッキングの定番になりつつあります。フライパンとして焼き料理、鍋として煮込み料理、圧力釜的に使えば蒸し料理もできる万能さが魅力。今回は清水國明一押しの「鶏ご飯」をご紹介。

執筆者:清水 國明

清水國明流・鳥ご飯のポイントは、豪快に作ること!

ダッチオーブン料理の登場は、料理する暇があったら野山で遊んでいたい、そんなお父さんたちに朗報でした。米入れて、丸鳥入れて、だし汁入れて焚き火に埋めておけば、火が消える頃には勝手に炊き上がってる鳥ご飯。正味「3分もいらないクッキング」に、ハマる人続出中です。ぜひ作ってみてください。

【材料(4人前)】
鳥は丸々一匹、豪快に使います
・丸鳥(解凍済み)
・お米(6合)
・醤油
・塩
・こしょう
・和風だし 
・水(500~600cc)
・あさつき(少々)
・マーガリン

【作り方】
手間を省ける無洗米は重宝します
だしは味の決め手。オススメは濃い目です
1.丸鳥を丸ごと一匹用意
※丸ごと煮ることがポイント。切って入れてしまうと抜けてしまう脂と旨味を逃しません。

2.だし汁を使ってご飯を炊く
※アウトドアでは、無洗米を使うのをオススメします。「手軽」、「簡単」、「おいしい」がダッチオーブン料理の魅力です。だし汁は予め別容器に作っておくと簡単便利。カツオだし、昆布だし、お好みで。白米1合に対し、1カップ、量は普通のご飯を炊く分量です。

炊飯では蓋が大活躍。塩、こしょう、醤油を入れて、こんな感じで火にかけます。
3.お米にだし汁が入った鍋に鶏を入れ、煮込む
※ダッチオーブンの肝は、重たい蓋です。蓋の隙間を水蒸気が埋めるウオーターシールという現象で、圧力釜となっておいしく炊けます。火にかけて約20分から30分。蓋の隙間から立ち上る白い水蒸気が、白い煙に変わったら出来上がり。少し周りがこげるくらいが食べごろです。


丸ごと一匹、鳥の旨味が詰まったご飯です
完成!
丸鳥をシャモジでダイナミックにほぐします。好みもありますが、鳥ご飯はべっちょりがおいしい。そのために炊き上がってからバターをいくらか入れるとさらにコッテリしてきます。外で食べるご飯、大勢でワイワイ食べれば最高のスパイスになりますよ。


【関連リンク】
■森と湖の楽園 森のレストラン
■ジャパン・ダッチオーブン・ソサイエティ
■趣味のアウトドア・ダッチオーブンレシピ集(All About「男の料理」)
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