12月17日、台湾で新型肺炎SARSの患者が見つかりました。台北県内の国防医学院予防医学研究所でワクチンの研究をしていた44才の台湾人男性です。この男性は12月5日、研究所内の実験室でウィルスの研究に使用した実験器材の取扱いのミスから感染した可能性が高いとみられています。
その後、この男性は、防衛医療環境研究所での会合に参加するため、12月7日から10日までシンガポールに滞在。
シンガポールに行く際、利用した便は、12月7日13時25分、台北発の中華航空661便だったそうです。

男性は、シンガポール滞在中の3日間は発熱せず、12月10日朝8時、662便でシンガポールを発ち、夕方、台湾に到着後発熱し、新店市の病院で診察を受けました。現在は台北市内の和平医院に入院中です。台湾衛生署疾管局長の話によると、患者体内のSARSウイルスの量は減り、抗体も出来てきているようで、病状は回復にむかっているとの事です。
一方、シンガポール保健省は、この男性が宿泊したホテルの従業員など、12月8日に接触した人たちに対しては体温チェックの勧告にとどめ、自宅隔離措置にはせず(17日で潜伏期間終了のため)、1日3回電話による監視調査としました。12月9日と10日に接触した70名に対しては、感染予防の為、昨日まで自宅待機措置をとりました。
19日現在、シンガポールで感染の兆候が出ている人はいませんが、チャンギ空港では、サーマルスキャナーによる体温チェックを行っていますので、ご協力をお願いいたします。●シンガポールの重症急性呼吸器症候群(SARS)最新情報は、以下のサイトでご確認下さい。『在シンガポール共和国日本国大使館』『シンガポール政府観光局・SARS速報』(シンガポール発最新ニュース)『保健省・SARS最新情報』(シンガポール発最新ニュース)【関連記事・コラム】観光に影響なし!?SARS情報緊急コラム SARSの今・・・【関連サイト】All About Japan 台湾