文章:平良 淳(All About「イギリス」旧ガイド)
王室御用達のお店をご紹介するこのコーナー、2 回目は、19 世紀後半にエドワード 7 世の後援によってロンドンにオープンした、チョコレート専門店をご紹介します。
厳選素材の小さな結晶
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| 王室御用達の老舗チョコレート専門店、シャルボネル・エ・ウォーカー |
ロンドン中心街にあるシャルボネル・エ・ウォーカーは、1875 年にパリのチョコレート店ボワシエールにいたシャルボネル夫人が、皇太子時代のエドワード 7 世の後援によって、ロンドンのお菓子メーカーのウォーカー夫人と共に、オールドボンドストリートに開いたチョコレート専門店です。
この店のチョコレートは、南アメリカや西アフリカで採れた中でも選り抜きの最高品質のカカオのみを原料に使用し、一つ一つを丁寧に手作業によって作られたものです。種類は非常に多く、約 150 種類のチョコレートがお店に並んでいます。ここで扱われているチョコレートは、大きく分けるとビターチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートに分けられます。
中の詰め物や練り合わせも、花びらから抽出したオイルを使ったクリーム、果物をピューレ状にしたものや砂糖で結晶化させたもの、アーモンドやくるみなどのナッツ入り、ミントや生姜などのスパイス系、シャンパンやブランデーなどのお酒類、またはコーヒーやキャラメルタイプと味のバラエティーに富んでいます。何を注文すればよいか分からないときは、自分の好みに応じて、「フルーツ入りをお願いします」とか、「お酒を使用したものをお願いします」と言えば、お店のスタッフがいろいろ提案してくれます。
女王陛下のご注文は花びらのオイルのチョコレート
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| 女王陛下のお気に入り、バラとスミレのチョコレート。 |
その数ある種類の中でも、一番の人気商品は、女王様のお気に入りで、ご注文の中に必ず加えられるという、バラとスミレの花びらから抽出されたオイルを使ったクリームを、ビターチョコレートの殻でくるんだチョコレートの 2 種類。どちらのチョコレートにも砂糖で結晶化させた花びらが上に載っています。
口の中に入れると、チョコのほろ苦さとバラやスミレの花の甘い香りが口いっぱいに広がる非常に高貴な味わいです。食後のデザートやティータイムのお供としてももちろん良いですが、リキュール類との相性が抜群なので、豪勢にしたいお酒の場で出すと喜ばれます。
シャンパンと苺とチョコレートの贅沢な関係
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| 口の中でとろけるシャンパン。贅沢の極地をお楽しみください。全品量り売り。100g で 6.10 ポンド。 |
また、ピンクのハート型をした今年の新作チョコレートもお勧めです。苺のピューレを使用したホワイトチョコレートの殻でくるんだピンクシャンパン入りミルクチョコレートのトリュフは、今、人気急上昇中です。一口頬張ると、ピンクシャンパンと苺の非常に豪華な香りが、ミルクチョコレートのまろやかな甘さと一緒に口の中で広がります。贈答用のかわいいピンクのハート型の箱に入れてもらえば、お土産やプレゼントにも最適です。これからの季節、クリスマスやバレンタインなど、大切な人にプレゼントをする機会が増えると思いますが、このチョコレートはロマンティックで贅沢な雰囲気を演出するための必需品としてガイドお勧めの一品です。
また、チョコレート以外にも、高品質のカカオを使用したシャルボネル・エ・ウォーカー特製のココア、料理用チョコレート、トリュフチョコレートソースなどもあります。特にこのトリュフチョコレートソースは非常に美味。アイスクリーム、果物、クレープ、ワッフルなどの上にかけて頂くと、平凡なデザートも魔法をかけたように一流レストラン並みの味に早変わり。急なお客様へどうぞ。
Charbonnel et Walker The Royal Arcade, 28 Old Bond Street, London W1S 4BT
Tel : 020-7491-0939
営業時間 : 9:00-18:00, 土曜10:00-17:00, 日曜休日