香港/香港のグルメ・レストラン

香港で出会うヘルシーな“客家”料理とは?

要塞のような独特の住居に暮らすことで知られる中国の民族、“客家”(ハッカ)。食においても独自の文化を築いてきた彼らの料理を味わえるレストランが、このたび香港・ランカイフォンにオープンしました。

執筆者:金澤 典子


ランカイフォンに
客家料理の店が登場!


客家
城壁に囲まれ、まるで要塞のようなたたずまいの“客家”の住居。香港では、新界地区にいくつかの集落が残っています
中国の南部には、“客家”(ハッカ)と呼ばれる民族が暮らしています。広東省や福建省などに多く住むといわれるこの客家ですが、実は香港にもわずかながら客家の集落があることをご存知ですか? 彼らは城壁のような壁の中に“土楼”と呼ばれる集合住宅をつくり、そこに一族で住んでいます。その独特の佇まいは、いまや観光スポットにもなっているほどです。

店名看板
煙管をくわえた老人が描かれたお店のプレート。ちなみに“爺爺”は「祖父」の意
客家は、食においても独特の文化を築いてきました。客家の料理店はめずらしく、香港でもあまり目にすることはありません。ところが、このたびランカイフォン(蘭桂坊)の近くに、『客家爺爺』という客家料理レストランがオープン。西洋料理の多いランカイフォン周辺にできた初めての客家料理店とあって、いま注目を集めています。

客家の子孫による
モダンな客家料理の店


この店のオーナーは、ウェンディ・チョンさん。実は彼女の祖父が客家人で、ずいぶん前に九龍城で客家料理の店を開いていたのだとか。そんなこともあって、孫であるウェンディさんが祖父の意志を引き継ぎ、新たに客家の店をオープンさせたというわけです。建物の2階にあるこのお店、店内は客家の村落を写した写真などが飾られ、ムードも満点。タイシルクの椅子や木のテーブルなどが、モダンな雰囲気を醸し出しています。
店内
店内は“客家”のイメージを残しながらも、モダンでスタイリッシュ



客家の集落は山岳部にあるため、客家料理は鶏肉や豚肉をよく使い、油もほかの中国料理に比べると少ないのが特徴です。赤米などを使った、ヘルシーな料理が多いのも客家料理ならでは。

調理場を仕切るシェフは、香港の数少ない客家料理店のひとつ「章泉居」にいたシェフで、伝統的な客家料理を作るとともに、この店ならではのアレンジ料理も提案しています。


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