文章:矢澤 有紀子(All About「香港」旧ガイド)
香港人が選んだ、香港らしいものは「茶餐廳」
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| 香港式の濃く煮出した紅茶、熱[女乃]茶(ホットミルクティー)/12HK$。茶餐廳らしい飲み物のひとつです。 |
「香港らしいものは?」という香港のラジオ局
香港電台の投票で、香港人が1位に選んだのが
「茶餐廳(チャーチャンティン)」。その茶餐廳についての本を2005年3月に出版した龍陽一さんと一緒に、茶餐廳に行ってきました。
茶餐廳を一言で説明するのはかなり難しいのですが、食堂、喫茶店、パン屋、スポーツカフェなどの要素を含んでいるお店でしょうか。もちろん、この要素がすべて含まれているわけではないのですが、守備範囲の広いお店の形態です。
香港人のお友達に聞いてみると、「週2、3回は必ず行くな~」という声が聞こえてきます。一人暮らしだと
外賣(オイマイ、テイクアウト)ができて便利だし、
下午茶(ハーンーチャー、アフタヌーンティーというよりは3時の軽食といった感じ)でも利用するそうで、とにかく香港人の食生活になくてはならないのが茶餐廳です。
茶餐廳を知るのにおすすめの一冊
——『香港無印美食—庶民の味ワンダーランド茶餐廰へようこそ!』
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| 『香港無印美食』著者の龍陽一氏(左)と新源昌餐廳のオーナー |
なんと、茶餐廳についての本が出版されました。茶餐廳がどんなところなのか?どんなメニューがあるのか?、そして茶餐廳のトイレについてまでを語っている貴重な本です。私がここで茶餐廳の説明をするよりもこの本を読んでいただいたほうが早い!ぜひご覧になってみてください。
著者の龍陽一さんから、メッセージをいただきました。ありがとうございます!
龍陽一さんからのメッセージ単純に不思議だったのです。なぜ、茶餐廰について情報が少ないのか?
香港の食については、あふれるほど日本にも紹介されている。レストラン、点心、デザート——
香港人が普段一番多く足を運ぶはずの場所を除いては。
あまりに香港的ゆえに香港人は語る必要がなく、外国人は知らずに通り過ぎてしまう。
しかし、それではもったいない。ならば自分で語ってしまえ、というのが始まりでした。
「最も香港らしいものは何?」という投票結果の1位が茶餐廰という事実。
もし明日街中の茶餐廰が消えたなら、そこは香港でなくなってしまうにちがいない。
そんな至る所にある「香港随一の名所」の案内書として、読者の興味を引き、そして実際に”メシを食いに行く”きっかけとなったなら、これほどうれしいことはありません。
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| 『香港無印美食—庶民の味ワンダーランド茶餐廰へようこそ!』 |
『香港無印美食—庶民の味ワンダーランド茶餐廰へようこそ!』龍 陽一 (著)
単行本: 211 p
サイズ(cm): 19
出版社:TOKIMEKIパブリッシング
ISBN:4048945475
出版時期:2005年3月
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