ソウルの観光・世界遺産

更新日:2006年07月19日

ウォーキングで行くソウル観光

ソウルに来たら、観光、グルメに、ショッピング、エステとやりたいことが一杯! ソウルには新旧が入り混じった見所がたくさんです。そんなソウルをウォーキングで気軽に観光できるおすすめコースを紹介します。

文章:原 美和子(All About「韓国」旧ガイド)

ソウルに来たなら、観光、ショッピングにグルメ、エステとやりたいことが盛りだくさん! ソウルは、文化や流行の最先端を行く街でありながら、歴史的な建造物や名所がたたずみ、まさに新旧が融和した魅力的な街です。しかし、旅行日程は2日~3日と短い場合が殆で、「観光する時間が少ない。」という方も多いのではないでしょうか?

ソウル市が運営するウォーキング観光コース

ソウル市では、観光客向けに、李氏朝鮮王朝時代(1392年~1910年)に建てられた古宮や、人気スポットなどをウォーキングで観光できるコースを用意しています。2006年7月現在、7種類のコースがあり好評です。コースの内容も伝統文化エリアや、ショッピングエリアを中心としたコースや、歴史と自然をメインとしたコースもあります。ウォーキング観光では、いずれも日本語が話せるガイドが同行してくれるので何かと安心。そして、参加申込は、ソウル市庁サイトですることができ、便利で簡単です。

ソウル市庁のサイトでは、ウォーキングによる観光の詳しいコースの紹介のほかにも、地下鉄でソウル観光をするコースやソウル市を流れる漢江(ハンガン)をクルーズしながら観光するコースなどユニークな観光コースが用意されているのです。そんなウォーキング観光の中で特に人気が高いのが、伝統文化エリアを中心に観光する景福宮(キョンボックン)から仁寺洞(インサドン)をウォーキングするコース。今回は、ソウルの街をウォーキングを生かして、上手に観光するおすすめコースとして、景福宮と仁寺洞の二つの観光ポイントをご紹介します。

【関連リンク】
  • ソウル市庁サイト
  • (ウォーキング観光の詳細と申込ページはサイトトップ→文化観光/ソウルしよう!を選択→ツアープログラム/徒歩コースを選択)

    波乱の歴史の中で生き続けた景福宮

    ソウル観光に欠かせない景福宮 ©韓国観光公社
    ソウルの中心部である鐘路(ジョンロ)地区から程近い場所にある景福宮は、李氏朝鮮王朝時代の1395年に建てられたソウルに5つある古宮の中でも最も古い宮殿です。大小200棟以上の建物を12万6,300坪にものぼる広大な敷地に構え、李氏朝鮮王朝時代の最盛期と繁栄の象徴ともいえる存在でしたが、豊臣秀吉の朝鮮出兵(壬申倭乱)や、近代に入っての日韓併合など度重なる悲運な歴史に翻弄され、優美な建物はその多くが焼失や損害を受けました。現在では、30の各殿が観光ポイントとして公開されていますが、韓国政府やソウル市主導のもとで、日韓併合前の景福宮の姿を復元すべく復元工事も行なわれています。また、宮内の庭園では、季節ごとの花が目を楽しませ、週末には結婚を控えたカップルの記念写真の撮影スポットとしても人気です。

    このほかに、景福宮内では、隣接して国立民俗博物館国立古宮博物館があり、李氏朝鮮王朝の歴史や、韓国の伝統的文化などを見ることができます。宮内の観光所要時間は約1時間~1時間30分ですから、併せて博物館見学もおすすめです。

    【景福宮】
    所在地:大韓民国ソウル市鐘路区世宗路1-1
    最寄駅:ソウル地下鉄3号線景福宮駅下車5番出口と連結
    入場時間:9時~18時(11月~2月は17時まで)
    入場料:3,000ウォン
    休日:火曜日
    公式サイト:景福宮(韓国語、英語)
    日本語ガイドあり。日本語ガイド出発時間は1日4回、9時30分、10時30分、13時、15時(事前予約は不要)

    【国立民俗博物館】
    所在地:大韓民国ソウル市鐘路区世宗路1-1
    入場時間:9時~18時(11月~2月は9時~17時)
    休館日:毎週火曜日
    入場料:3,000ウォン
    公式サイト:国立民俗博物館(韓国語、日本語、英語)

    【ソウル国立古宮博物館】
    所在地:大韓民国ソウル市鐘路区世宗路1-57(景福宮敷地内)
    入場時間:(平日)9時~18時/(週末及び休日)9時~19時
    休館日:毎週月曜日
    入場料:2,000ウォン
    公式サイト:国立古宮博物館

    【関連リンク】
  • 韓国観光公社/景福宮

    伝統と芸術の仁寺洞界隈へ

    仁寺洞のメインストリート ゆったりとして歩きやすい ©韓国観光公社
    景福宮を見学した後は、南に少し下った所にある仁寺洞に行ってみましょう。ここは、伝統工芸や美術品、伝統料理、喫茶といった店が軒を連ね、ソウルでは国内外問わず人気の高い観光スポットです。かつて、李氏朝鮮時代の仁寺洞界隈は、両班(ヤンバン)と呼ばれる貴族の住居が集中していたことから、現在でも当時の雰囲気を残した建物を目にすることができます。

    最近の仁寺洞に登場した注目のスポットは、サムジギル(日本語で小道の意)という名のショッピングモール。ここは、伝統工芸品を専門に取り扱ったショッピングモールで、お土産として人気が高い韓紙工芸、ポジャギ(韓国式刺繍)、青磁器、螺鈿細工の工芸品や李朝家具など地下フロアから4階まで70以上の店舗が入店しています。

    伝統工芸品や美術品を求めて仁寺洞へ来る観光客も多い ©韓国観光公社
    また、仁寺洞界隈では、週末になると車の通行止となり、メインストリートは歩行者天国として開放されています。伝統工芸品や飲食品販売の屋台が出たり、伝統芸能を披露するイベントが行なわれたりとにぎわいを見せます。仁寺洞を散策した後で、ちょっと一息を入れたい時には、伝統喫茶に立ち寄ってみませんか? 健康的で控え目な甘さの伝統茶は、心も体も癒してくれるでしょう。

    ソウルの街に精通したガイドの案内でウォーキング観光に参加するのもいいですし、ウォーキング観光のコースを参考に自分の足で観光ポイントを回るのも旅行の思い出になるでしょう。ウォーキングでの観光は、自分の足で旅行の楽しさを発見できる醍醐味もあります。みなさんも旅行前に注目のエリアをチェックしてウォーキングでソウル観光をしてみませんか?

    【関連記事】
  • 韓国グルメの隠れた魅力、伝統茶
  • (All About韓国)

    【関連リンク】
  • 韓国観光公社/仁寺洞

  • ソウルナビ/伝統工芸品&美術品店

  • ソウルナビ/仁寺洞のレストラン

  • サムジギルのサイト
  • (韓国語)

    (執筆者:原 美和子)

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    松田 カノン

    韓国、ソウル在住。フリーランスのライター兼コーディネイターとして韓国の文化・エンターテインメント・グ…

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