ローマ/ローマのグルメ・レストラン・カフェ

コロッセオ近くの穴場で美味なる魚介に舌鼓

【ROMA】ローマで魚介料理。意外と難しいもんなんです。コロッセオから徒歩1分の穴場中の穴場「PAPAGIO'」は、舌の肥えた日本人もうならせる魚介料理がいただけます。

岩田 デノーラ 砂和子

執筆者:岩田 デノーラ 砂和子

イタリアガイド


イタリアで魚料理?結構難しいんです。


photo by sawabon
もはや名物料理となった「パパジョ」のマグロのタタキ、ゴマ風味
イタリアで美味しい魚介料理を食べようと思ってみたものの、意外と「うーん?」となったことありませんか?正直言って、お魚大国日本からやってきた舌の肥えた日本人を満足させる魚介系イタリア料理をご当地イタリアで見つけるのは、至難の業。だったりします。

潮の濃い地中海で育った魚たちは、そりゃー美味しいはず。だけど、その扱い方が日本人のきめ細かさとは程遠く、せっかくの新鮮ぷりぷりのお魚を生臭く変身させてしまう!なんてことも、無きにしも非ず。

そんなわけで、イタリアにて魚料理を食べるときは、お店選びに細心の注意を払わなければなりませぬ。

さて、ローマにて、旨い魚が食べたい!と思ったとき、ローマ在住のガイド岩田はどこへ行くか。
そ・れ・は。穴場中の穴場「PAPAGIO'(パパジョ)」です!

お若いシェフはプロチダ島育ち


photo by sawabon
シェフのアンジェロ・ナッパ君
ローマでも知る人ぞ知る魚介系リストランテの「パパジョ」では、その日獲れた新鮮な魚を、センスよく料理した「なかなかやるじゃん!」と言った料理が食べられます。

シェフのアンジェロ・ナッパ君はプロチダ島育ち。プロチダ島といえば、「イル・ポスティーノ」の撮影地として有名な島。イスキア島、カプリ島と並んでナポリ湾に浮かぶ小さな島で、おばあちゃん、お母さんの美味しい
魚料理を食べて育ったアンジェロ君。魚とはなんたるか。を幼少のころから覚えた舌と島育ちのDNAで、日本人も満足できる魚料理を作ってくれます。

photo by sawabon
コロッセオから近いリストランテ「PAPAGIO'」
故郷の島と南イタリアを愛するアンジェロ君が、カキと豆をあわせたスープや、ゴマで風味をつけたマグロのタタキなど、「なるほど」とうならせる妙技を見せてくれる「パパジョ」。アンティパストに生のスカンピなんて出しちゃうんだから、目利きについては、お店の方も自信アリってことが伺えます。ま、何はともあれ行ってみるべし。百聞は一見にしかずでございます。

イタリアの気取ったフュージョン系の料理屋で、なんだ思ったほど美味しくないじゃんと思ったことがある方、こんな素朴なお店のくせしてなかなかやるなって思えるこちら、ぜひ一度おいでませ。


お店データ
パパジョ PAPAGIO'
・Via capo d'Africa,26 コロッセオの目と鼻の先!
・06-7009800
・要予約:ランチなら13:00、ディナーなら20:30がオススメ時間帯
・日休
・ご予算 30~50ユーロ(ワインによります)
・天気のいい日は外テーブルがオススメ
・ランチのお一人様率 高
【アクセス】
地下鉄B線コロッセオ駅下車 徒歩5分



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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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