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スカイウォークで空中さんぽ!

横浜ベイブリッジに併設されている展望施設「スカイウォーク」。横浜中心部からは離れていますが、絶景を眺めに足を運んでみてください! みなとみらい21地区ののんびりとした風景が楽しめます。※スカイウォークは2010年に閉鎖されました。2019年4月ごろの再オープンに向けて修復中です。

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

横浜ベイブリッジ
スカイウォークは横浜ベイブリッジに併設された展望施設
※2018年6月追記:スカイウォークは2010年に閉鎖されました。2019年4月ごろの再オープンに向けて修復中です。

「スカイウォーク」ってご存知ですか? これは横浜ベイブリッジに併設されている展望施設の名前です。横浜中心部からは少しは慣れていますが、すばらしい眺望が楽しめます。行ったことがないアナタも、足を運んでみてはいかがでしょうか。
※この記事は2005年4月の情報です。

ベイブリッジを歩いてみよう!

横浜の「顔」の1つであるベイブリッジ。横浜ドライブの定番コースということもあり、クルマやバイクで走ったことのある方は多いと思います。しかし、このベイブリッジを歩いた方は少ないのではないでしょうか? 実はベイブリッジを散策できる施設が、道路の下に設けられているのです。それが「スカイウォーク」です。ここからは、みなとみらい21地区や横浜港が一望でき、また、遠く富士山を始め、丹沢、箱根、新宿副都心、房総の山並みまで、360度の展望が楽しむことができます。
スカイウォークから眺めたMM21地区

横浜市民の要望でできた「スカイウォーク」

スカイウォーク入口
スカイウォークのエントランス。頭上に見えるのはベイブリッジ
ベイブリッジは鶴見区大黒ふ頭と中区本牧ふ頭を結ぶ橋です。昭和39(1964)年に最初に計画され、昭和55(1980)年に着工されました。この時、市民からの強い要望を受けた横浜市が、建設省(現在の国土交通省)と協議を重ね、ベイブリッジに市民利用施設の有料歩行者道が建設することとなりました。

そして、4年近い建設工事の末、平成元(1989)年に「ベイブリッジ」と「スカイウォーク」が完成しました。自動車専用道路の橋にこのような市民利用施設が併設されたのは、日本で初めてのことだそうです。


3つで構成されているスカイウォーク

スカイタワー
ガラス張りの美しい建物「スカイタワー」がスカイウォークへの出入り口
スカイウォークは「スカイタワー」「スカイプロムナード」「スカイラウンジ」の3つで構成されています。スカイタワーはスカイウォークへの出入り口。大黒ふ頭にそびえ立つ総ガラス張りの美しい建物です。階段で2階へ上がると、受付があります。そこで入場料を支払い、さらにエレベーターでスカイプロムナードへと昇ります。

天気がよければ富士山まで望める!

スカイプロムナード往路
往路はMM21地区を眺めながら進みます。空気が澄んでいる日は富士山が望めることも!
スカイプロムナードはスカイタワーとスカイラウンジをつないでいる空中の散歩道。ベイブリッジの両側につくられていて、長さは片道320mです。スカイラウンジへの往路はみなとみらい21地区など横浜市街地を、復路は本牧ふ頭を見ながら歩くコースになっています。順路では、ぐるっと往復するように案内されていますが、往路と同じコースで帰っても問題ないようです。


散策している横をクルマが猛スピードで駆け抜けていくので、ビックリします。が、道路と遊歩道は分離されていて、防護柵もあるのでクルマにひかれる心配はありません。途中に休憩所(ベンチ)が片道6ヵ所ずつ、計12ヵ所あり、ところどころに望遠鏡(無料)やカメラのレンズを通せる穴が設置されていますので、横浜の風景を満喫しながら歩いてください。
スカイプロムナード復路は港の景色が広がります


360度の展望が楽しめるスカイラウンジ

スカイラウンジ
スカイラウンジは全面ガラス張りで360度の展望が楽しめます
スカイラウンジは、海面から約50mの高さに位置する直径32mの円盤型の展望広場。1周できるので、360度の展望を楽しむことができます。みなとみらい21地区や横浜港、東京湾、さらに遠い山並みまで、大パノラマが展開します。晴れて空気が澄んでいる日は、富士山を望むこともできます。

スカイプロムナードを歩いた後、ゆっくりくつろげるようにイスとテーブルがたくさん用意されています。売店があるので、飲み物や軽食、お菓子をとりながら、景色を楽しめます。1日の景色の移り変わりを撮影するため、朝から夕方まで過ごす人もいらっしゃるようです!
ひときわ美しいたそがれ時のMM21地区

土・日・祝は大黒PAから歩いて行ける!

スカイウォークはベイブリッジに併設していますが、もちろん、ベイブリッジから入ることはできません。クルマでアクセスする場合は、一度、大黒ふ頭出口で首都高速を下りなければなりません。ただし、土・日・祝日は、首都高速を下りずに大黒PAにクルマを停めて、そこから徒歩で行くことができます。その際は大黒PAにあるスカイウォークへの出口で、大黒PA入場券をもらってください。大黒パーキングはもちろん駐車料金無料、しかも、大黒PA入場券を提示すれば、スカイウォークの料金が1割引になるといううれしい特典付きです。

普段は火曜日・水曜日がお休みですが、ゴールデンウィークや夏休み、春休み、冬休み期間は無休となります。花火大会の日や夏休みなどには、営業時間の延長もあります。みなとみらいのすばらしい夜景がゆっくり楽しめますよ。

また、ドライブがてらクルマで行く方が多いと思いますが、バスでも気軽に行けるんですよ。桜木町駅や鶴見駅、生麦駅からバスが出ています。

横浜ベイブリッジ・スカイウォーク
所在地:横浜市鶴見区大黒ふ頭1番地

※この記事は2005年4月の情報です。
※2018年6月追記:スカイウォークは2010年に閉鎖されました。2019年4月ごろの再オープンに向けて修復中です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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