東京関連情報

更新日:2007年04月05日

ガーデン目線で歩く東京ミッドタウン

その敷地の4割がオープンスペース、という東京ミッドタウン。ジョギングコースもあれば、池やあずま屋もある都心の貴重なお庭を中心に、その楽しみ方をご紹介します。

文章:妹尾 みえ(All About「東京」旧ガイド)
桜越しに望む、都内一高いミッドタウン・タワー。最上階には「リッツカールトン東京」。残念ながら展望台はありません。

想像していたより開放的!
これが、 東京ミッドタウンの第一印象。
正直な話、再開発という図式には、どこか100%乗り切れない面がある。
でも、六本木ミッドタウンは、六本木という街に確かな“楽しさ”を加えてくれそうだ。

今まで六本木に縁がなかった人、固定したイメージを持っている人ほど、一度足を運んでみることをオススメです。

「上質な大人の日常」「緑」「ジャパンヴァリュー」「デザインとアート」といったキーワードをヒントに歩いた中で発見したものをお届けします。

4割がオープンスペース! 六本木のお庭でおべんと

開放感を与えてくれる、その一番大きな要因はこの庭にある。
敷地の4割がオープン・スペースなのだ。

もともと防衛庁裏には「檜町公園」という萩藩・毛利家下屋敷の庭園跡を活かしたオアシスがあり、練習するサックスの音が聞こえたり、池で釣りをするおじさんの姿を見かけたりもしたものだ。

GARDENでジョギング・コースの案内を発見。およそ1.3Km だそうだ。正面の外苑東通りから右上の桧町公園に向かって、ゆるやかに傾斜している。

その公園を活かし、都心に、このぽかんとした空間を作ってくれた(残してくれた?)ことは大いに評価できる。セントラルパークを意識しているとされるGARDENの敷地内には、100種類以上の木々が植栽されている。

あずま屋あり、池あり、遊具有り。あの雰囲気そのままとはいきませんが、檜町公園エリアも整備されました。

春は桜。夏は蝉時雨、秋は紅葉、冬は雪景色だって期待できそう。 今まで六本木に四季がなかったわけではないけれど、より自然な形で季節を感じられるのではないだろうか。

ミッドタウンでは、テイクアウトもよりどりみどり。もちろん、お弁当をつくってきてココで食べてもいいですよね! 無線LANも使えるので、気分を替えて、緑の中でPCもOKだ。

庭でミュージアムグッズ

と、安藤忠雄設計の「21_21 DESIGN SIGHT」を出たところに、2代の鮮やかな青いワゴンを発見。
なんだろう、巡回バス??と思い近づいてみれば、1つは「21_21 DESIGN SIGHT」関連のオリジナル・グッズ販売車、もう1台(写真)はクロワッサンやコーヒーを販売しているのだという。

デザイン・制作は日産自動車。キューブをモチーフにしているところから、その名も「21_21 Q」。日産がこうしてホンモノの車をモチーフにデザインするのは初めてだそう。

「動かないんですよ」と店員さん。嵐の日はお休みだと思いますが…と笑っていたが、とにかく、このガーデンで年間を通じ、Tシャツや、軽食を売っているそうだ。

グッズ・ワゴンの方には、Tシャツのほかに、4月27日から始まる深澤直人ディレクション「チョコレート」展関連のモノがディスプレイされたいた。


これからの季節、ますます人気沸騰。 ガーデンを望むお店たち

これからの季節、ますます人気が沸騰しそうなのが、こうした庭を望むお店。
公式サイトでも「テラス席あり」で、レストラン検索ができるほど、東京ミッドタウンの特色の一つになっている。

検索結果13軒のうち「ガーデンテラス」と表記のあるお店が、このロケーションを楽しめる所。フレンチ、イタリアン、スパニッシュ、メキシカン、日本食とバラエティに富んだメニューがそろっている。

ニューヨークでも最も予約がとれないと言われる人気店の姉妹店「Union Square Tokyo」(B1) 。アメリカン・スタイルにイタリアンの要素を取り入れている。パスタランチ¥2.800

コンランレストランの日本第一号店とした話題の「Botanica(ボタニカ)」(4F)。テラスには72席もある。料理はモダン・ヨーロピアン。テーマは「21世紀の洋食」。ランチコース\3.800

テラス席と銘打ってはいないが、「21_21 DESIGN SIGHT」に隣接する「カノビアーノ カフェ」は、ガーデンを望む一軒家。TVでもおなじみの植竹隆政シェフが総料理長を務める、代官山「リストランテ カノビアーノ」姉妹店。カフェと名づけられているが、ここ東京ミッドタウンでも、ニンニクやバターを一切使わず、四季折々の素材を活かしたイタリアンは変わらない。

カノビアーノ カフェに訪れた黄昏時。一番左に見える建物は、サントリー美術館。

コンクリート打ちっ放しの建物は、お隣「21_21 DESIGN SIGHT」と同じく、安藤忠雄氏の設計。使われている板ガラスは「21_21 DESIGN SIGHT」に次いで、日本で2番目の長さなんだとか!

「21_21 DESIGN SIGHT」ディレクターでもある三宅一生氏が、このお店のファンであったことから、この場所に開店することに。さらに、スタッフのコスチュームも、イッセイ・ミヤケデザインなのである。

この日はまだ開店前だったが、忙しく立ち回りながらも、笑顔のたえないスタッフの様子が印象的だった。

ランチコースは¥2.500~。土日祝日は朝8時からオープンしている。
こうした朝から利用できるお店がいくつかあるのも、ミッドタウンの特徴。
このあたりは、また、まとめてご紹介しましょう。

→ どこから行く?さらにガーデンへの楽しみ方

(執筆者:妹尾 みえ)

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この記事の担当ガイド

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藤丸 由華

東京のラジオ局のアナウンサーとして12年、東京にこだわった取材を敢行。ニューオープンのスポットはもち…

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