渋谷の観光・旅行

渋谷神山町の隠れ家的ホテル「アリマックスホテル」 渋谷で泊まる。青の部屋赤の部屋

ロケに使われる事も多い、英国紳士の気風をコンセプトにしたアリマックスホテル。23室すべてスイート・タイプのこの場所で大人な渋谷をすごそう。

執筆者:妹尾 みえ

落ち着かないと敬遠しがちな渋谷にみつけた、いわゆる“隠れ家的”なホテル「アリマックスホテル渋谷」。

ロケなどにも使われるバーや会員制クラブなども、上手に利用すれば“大人の渋谷”復権の日も近い。

<CONTENTS>

●青の部屋 
 ネオクラシック調スウィート…
●赤の部屋 英国調スウィート…


Bunkamuraから5分

文化村
「ポーギーとベス」上演を知らせるBunkamura通り。これからの季節はことに並木も美しい
「アリマックス・ホテル渋谷」は、劇場や美術館の集まるスタイリッシュ・ゾーン「東急Bunkamura」「東急本店」から歩いて5分ほどのところにある。

周囲はお屋敷街で知られる松濤(しょうとう)。観世能楽堂やNHK放送センターもすぐ近くだ。 渋谷駅からは15~20分ほど歩くが、逆に環境には恵まれている。


ホテルのコンセプトは「ブリティッシュ・マインド」。つまり英国紳士の気風を大事にしている。木製の回転扉を入ると、ロビー左手にレセプションが。カウンターではなく、テーブルでチェックイン。



かぎ
重厚な扉にはこうしたレトロタイプの鍵がよく似合う
「ご宿泊になるお客様を覚えて、きめ細やかな応対を心がけています」とはフロントの浦山さん。そのため部屋数は2階、3階にわずかに23室。いずれもスイート・タイプだが、まずその中でも一番広い305号室(61平米)を見せていただいた。

どっしりとした木製のドアを、レトロなデザインの鍵であけると…。




青の部屋・ネオクラシック調のスウィートで

リヴイングから
リヴィングからベッドルーム(奥)を見る。
ドアを閉めてしまうと寝室があることを感じさせない

こちらのインテリアは、ベージュを基調にしたネオクラシック調。初代オーナーが揃えたという家具やベッドカバーのシックな色合いが、落ち着いた気分にさせてくれる。

ケーブルテレビが完備されているので、映画などをゆっくり見るのもいい。




bedroom木製の重量感ある扉を閉めると、リヴィングと寝室は完全に遮断され、静かな時間が流れていく。

皮にも似た独特の肌触りがあるカバーのかかったベッドは、シングル仕様ながらたっぷりとした広さがある。

カーテンはスイッチ一つで開閉可能。


サイドテーブルはよく見るとチェス盤になっていた。こうした細かいところにも英国趣味へのこだわりが表れている。

ルームサービスのフード・メニューは21時半で終了だが、ドリンク類は平日なら午前0時まで受け付けている。

備え付けの冷蔵庫や、インスタントながらお茶、コーヒーのセットもあり、安心して部屋で飲み直せそうなのもありがたい。


余裕たっぷりのシャワーブース付バスルーム

この寝室からバスルームへと続く場所には、1泊にはもったいないほどのウォークイン・クローゼットがあった。

そして一転、光いっぱいのバスルーム。シャワーは、ミクロ、スプレー、うたせなどがセットされたシャワーブースだ。

鏡を立体的に配置した洗面所には、2人同時に使えるだけのかなり余裕のスペースがある。
有線のボリュームをあげて、いつもより時間をかけてシャワータイムをすごしてしまいそうだ。

 

 




→次のページでは、英国風タイプのお部屋とプランをご紹介します

 

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