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目黒通りの小さなホテル「クラスカ」その1 デザイナーズホテルという選択

クリエーター達の技を結集し、老朽化したホテルを再生させた目黒の「ホテル・クラスカ」。そのスタイリッシュな123平米のお部屋をご紹介します。

執筆者:妹尾 みえ

ホテルが生まれ変わった!


近年“ファニチャー・ストリート”と呼ばれ注目を集める目黒通り。その通り沿いに、気鋭のクリエーター達が手がけたスタイリッシュなホテル「CLASKA(クラスカ)」があるのをご存知だろうか。

もともとここは、結婚式場も備えたごく普通の地域のホテル「ホテルニューメグロ」だった。
この1969年に建設され老朽化したホテルを、壊してしまうのではなく“リノベーション(=再生)”しよう、という発想から、プロジェクトはスタート。

「どう暮らすか=クラスカ」という問いに対する多様な答えを組み合わせたホテルとして、2003年9月15日にオープンした。

客室は、4-5階にわずかに9室。6~8階の27室は、長期滞在型のレジデンシャル・ホテルになっている。
今回はその中で123平方メートルと一番広い<402号室>を見せていただいた。

太陽のあるリヴィングで“暮らす”

 

扉をあけておもわずわあっと歓声をあげてしまう、その開放感。
テラスから燦々と陽が差し込んで、南の島でコンドミニアムを借りた時の楽しさにも似ている。
家に招かれたような心地よさは、床がフローリングだという事も関係しているのかもしれない。
アジアン・テイストのデザインは、インテンショナリーズの鄭秀和氏によるものだ。

//pro-aa.s3.amazonaws.com/aa/gm/article/7/6/9/6/5/terrace.JPG
陽当たり抜群のバルコニー。夜は一転ムーディに。部屋でも間接照明が独特の雰囲気を作り出している。

 
テラスは広々41平方メートル。間仕切りをはずせば隣の401号室と共用することもできる。

実はお隣の部屋そのものは46平方メートルとコンパクト。しかしテラスは、56平方メートルもあるのだ。ここはメグロ、という事を忘れる空間である。


 

bedroom2.JPG
シンプルなベッド回り。リヴィングを見渡す。

ルーム・サービスは、 朝10時から深夜2時までOKだ。1階のレストラン「The Lobby」も朝4時まで営業している。



→次ページでは、これまた広々バスルームをご紹介

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