京都の観光・旅行/京都関連情報

京の桜以外の花の名所5選

京都には、桜以外にも沢山の春の花を楽しめる観光名所があります。心地よい季節になってきました。桜と共にそして桜が終わっても京都の春は、これからです。

執筆者:岡本 美科

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3000本の山吹が覆うお酒の神様・松尾大社

京都の春の花の名所
たわわと咲く黄金色の山吹達
嵐山の南にある松尾橋近くの大鳥居をくぐると松尾大社があります。ここには、3000本の山吹が植えられており関西一の山吹の名所です。

しなやかな緑の枝に鮮やかな黄金色に輝く一重、八重の山吹が、境内に咲き乱れています。また松尾大社にはめずらしい白い山吹も咲いているので、それも必見。桜と同じくバラ科に属しており、かぐわしい香りと艶やかな黄金色の花が最古の神社として格式ある威厳を際立たせます。

山吹の見ごろの時期に「山吹まつり」(4月10日~5月5日)が行われ、それに合わせてライトアップが4月14日~4月16日(18:00開場)まで行われます。ライトアップされた山吹は、夜にしか見せない光輝く黄金色を放つでしょう。


※松尾大社
京都最古の神社で渡来人秦氏が701年に一族の氏神として祀った氏社が起こりとされています。賀茂両社(上賀茂神社・下鴨神社)と並んで皇城鎮護の社とされており、古くから水の神、醸造の神としも信仰を集めています。

【見頃】4月中頃~4月下頃
【場所】京都市西京区嵐山宮町3  Tel:075-871-5016
【アクセス】阪急電鉄「松尾」駅下車
【HP】http://www1.neweb.ne.jp/wa/matsuo/

妖艶な藤棚が源氏物語の華やかな女性達を思わせる・平等院

京都の春の花の名所
平安の世でも愛された妖艶で華やかな藤棚
平安時代の和歌にも多く登場する平等院。創建した藤原家の家紋でもあり平等院のシンボルでもある藤。だらりと垂れ下がり妖艶な雰囲気といい香りをかもし出すのが特徴です。

ここ平等院には、藤棚が表門の横と境内の観音堂近くと2カ所あり、表門の藤は早咲きで藤色と白色が同時に咲きます。観音堂近くの藤棚は特に見事なもので、樹齢250年以上の「ノダフジ」で300平方メートルの棚に4株あり1メートル程に垂れ下がった花が一万筋を超えるそうです。

華やかで妖艶なこの迫力ある藤棚は、藤と言えば平等院と言われるのがこの藤棚を見ると納得します。国宝でもある鳳凰堂を合わせて藤を見ると源氏物語の世界にいるようです。

※平等院
関白藤原頼通が父藤原道長の別荘宇治院を、平等院として1052年に改めたもので、現在は天台浄土系の寺院。十円玉の絵柄の国宝の鳳凰堂は、世界遺産にも登録されています。

【見頃】4月下頃~5月上頃
【場所】京都府宇治市宇治蓮華116  Tel:0774-21-2861
【アクセス】京阪電鉄宇治線「京阪宇治駅」下車・JR奈良線で「宇治駅」下車
【HP】http://www.byodoin.or.jp/

可憐なシャガの花が石羅漢の表情を豊かにする奥嵯峨野・愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)

京都の春の花の名所
羅漢さんと共に生きるシャガの花たち
奥嵯峨野にある愛宕念仏寺(※1)は、シャガの名所です。ここはガイドブックにも載っていない事もあり、観光シーズンでも人は少なく静かな嵯峨野の山里のお寺です。

この寺の名物の一つである石羅漢さん(※2)、1200体の間をシャガが咲き乱れています。シャガは、谷沿いの陰地や竹林などに群生をなし生育する花で、この静かな山里の愛宕念仏寺にぴったりの花です。

華やかさは無いですが、稟とした霊気さえもだたよう雰囲気のシャガが表情豊かで1体1体顔が違う石羅漢さんを守っているようにも思います。京都観光の上級編として奥嵯峨野から洛西方面の観光をされてはいかがですか?

※1.愛宕念仏(おたぎねんぶつじ)
約1240年前に愛宕寺が東山の地に建立されましたが、鴨川の洪水で流失したため天台宗の僧千観内供により再興されました。そして、大正11年に嵯峨の地へ移築されました。この愛宕念仏寺に寺の復興を祈願して、昭和56年から一般の参拝者に奉納を呼びかけ、この羅漢さんを参拝者自らの手によって彫られたものです。

※2.「羅漢さん」とは、釈迦の弟子となり、仏教を広め伝えた僧達のことを阿羅漢と言い親しみを込めて「羅漢さん」と言われています。正確に言うと石仏ではないとされています。

【見頃】4月下頃~5月上頃
【場所】京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5  Tel:075-865-1231
【アクセス】京都バス 清滝行「おたぎでら前」停下車
【HP】http://www.otagiji.org/

更新日:2006年03月10日

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