文章: 梅津 真理(All About「京都」旧ガイド)
和モダンな町家で“自家製粉 石臼粗挽き 手打十割そば”が味わえる
『蕎麦屋 にこら』へ行ってきました。京の食材にそばテイストを盛込んだ、おまかせコースは超オススメ。また1つ“大人の隠れ家”発見です!
<index>1.西陣の町家を使った、和モダンなお店…1p.
2.まるで会席料理のような「おまかせコース」…2p.
◆古さ&最先端が同居する街・西陣の『蕎麦屋 にこら』
織物の街として知られ、懐かしい雰囲気が漂う街・
西陣。最近では、この独特のムードに惹かれて移り住む若者やアーティストも多く、古い町家が新しいショップに再生されたり、最先端の街としても注目を集めています。
『蕎麦屋 にこら』は、そんなレトロ&モダンが同居する街・西陣にあるお店。黒っぽい板張り・格子戸に、白いのれんと2階の窓にかかる簾。モノトーンの凛とした佇まい。
◆そば屋さんらしくない?!和モダンな内装
のれんをくぐり店内へ。黒を基調とした内装がスタイリッシュ! 楢の木で作ったというカウンターとテーブルが上品。壁には、店名の由来になった画家・nicolas de staelの、ポップな色づかいが印象的な絵が。

そば屋さんというと——私の中では、畳にテーブルと座布団が並んでる、みたいなイメージが強かったのですが、
『蕎麦屋 にこら』は良い意味でそのイメージを裏切ってくれました。こういう和風モダンなそば屋さんも素敵です。
奥には、手入れの行き届いた坪庭風のテラス席も。ここで初夏に食事したら気持ちいいだろうなぁ……と、ご主人の沼田さんに伺ったところ「4月から、テラス席もご利用いただけます」とのこと。楽しみですね♪
◆自家製粉手打ち十割そば。メニューも豊富!さて。
『蕎麦屋 にこら』には、大きな特長があります。それは、ご主人が愛情を込めて打つ“自家製粉 石臼粗挽き 手打十割そば”であること。
そば通の方の中には「自家製粉手打ち十割そばの店は、ここ数年、全国的に増えてきている。ものすごく珍しいワケでもない」と言う方もいらっしゃるかもしれません。しかし麺へのこだわりのみが前面に出され、メニューも極めて少なく、サービスやお店の雰囲気を含めた“レストラン”としては、今ひとつ……というお店も多いのではないでしょうか?
ご主人曰く「私共は、レストランとしての蕎麦屋を目指しております」とのこと。その言葉どおり
『蕎麦屋 にこら』では、単品のそばはもちろん、一品料理や、甘味、日本酒、焼酎などのメニューも充実!
特におすすめは、京の食材にそばテイストを盛込んだ創作料理が、会席料理のように一品ずつ運ばれてくる『おまかせコース』。私はこれをいただきました! お料理内容・感想など、詳しくは
次ページで。
【2ページ目】は「まるで会席料理のような『おまかせコース』」について