京都の観光・旅行/京都関連情報

ニッポンの夏はコレだね!「嵐山の鵜飼」見物レポート 嵐山の鵜飼を眺むる。いとをかし

平安貴族のリゾート地だった嵐山で、千年前からある『鵜飼』見物はいかが?大堰川に浮かぶ船、かがり火、鵜匠の手綱さばき……幽玄な鵜飼を眺めつつ、いにしえに思いはせれば、いとをかし。

執筆者:梅津 真理


平安貴族のリゾート地だった嵐山で、千年も昔から行われていた『鵜飼』見物はいかがでしょうか? 

大堰川に浮かぶ船、かがり火、鵜匠の手綱さばき……夏の夜。幽玄な鵜飼を眺めつつ、いにしえに思いはせれば、いとをかし。

<index>
1.鵜飼とは?……1p.
2.私の『嵐山の鵜飼』見物レポート……1p.2p.

1.鵜飼とは?

かがり火の下。風折鳥帽子に腰蓑をつけた鵜匠が、船上から鵜を操り、川魚を獲る古い漁法。鵜は水にもぐって魚を丸呑みした後、鵜匠の手に戻します。嵐山の鵜飼は約千年も昔から行われていたとか。岐阜県の長良川や、京都府の宇治川も有名。

鵜飼
▲嵐山の鵜飼のようす。揺れるかがり火が幽玄


2.私の『嵐山の鵜飼』見物レポート

●あいにくの雨。でも、鵜飼は行われました
嵐山
▲屋形船のりば
7月のある日。嵐山へ鵜飼見物に行きました。観光客オフシーズンの梅雨。しかも雨の夜とあって、アノいつも人でごった返す嵐山も、この時は閑散……。小心者(?)の私は「ホンマに鵜飼あるの?」とビクビクでした。

がっ! 屋形船の乗船場はしっかりオープン。見物客はどんどん船に乗り込み、その横で鵜匠さん達が鵜に縄を付ける作業中。どうやら鵜飼はある様子。よかったぁ!! やっぱ日頃の行いが良いせいね。

●川岸からの見物は無料!
嵐山
▲上流へ出航する船
屋形船からの見物は有料ですが、川岸からの見物は無料。

私達は川岸から見ることにしました。その方が写真を撮りやすいし……な~んてのは表向きの理由。実は私達、お金をほとんど持って来なかったため、船代(1人・1,700円)が払えなかったんですねぇ(泣)。

19時。見物客を乗せた屋形船(10隻ほど)と、2隻の鵜船が大堰川の上流へ出航! いよいよ鵜飼のスタートです。
見物レポートは2003年7月のものです)


【2ページ目】も「私の『嵐山の鵜飼』見物レポート」。いよいよ鵜飼が始まる!
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます