文章:鈴木 雅子(All About「沖縄」旧ガイド)
エイサーエイサー、スリサーサー
今年も沖縄に、エイサーの夏がやってきました。沖縄各地の公民館でエイサーの練習が始まったのです。上の写真はエイサーの本場といわれる沖縄市青年団協議会の皆さん♪
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| 沖縄の夏はチムドンドン、チムワサワサ! |
毎夜のように響き渡る太鼓の音をたどれば、そこには必ずエイサー隊がいます。チムドンドン(心ドキドキ)のエイサーシーズン到来です。
エイサーは沖縄の魂
旧盆になると各地で道ジュネーが始まります。本土で言う盆踊り・精霊流しのようなものですが、どこかひそやかで静けさを感じさせる本土の盆行事と違い、エイサーは力強さを感じさせてくれます。死者に対する供養でありながらも、生に対するエネルギーが満ち溢れているのです。
魂をゆさぶるような大太鼓の響きに合わせて締め太鼓やパーランクーの軽快な音と青年達の掛け声が宙を舞い、これに三線の音色と地唄が調和して、ひとつの、完璧な世界を作り出します。
2カ月もの間、額に汗して練習に励んだ成果を披露する青年達の顔はみんな真剣です。子ども達は、演舞するニーニー(お兄さん)やネーネ(お姉さん)たちの姿を目に焼き付け、太鼓のリズムとともに身体に刻み込み、そして「いつかは自分も」と憧れます。
このように、親から子へ孫へと受け継がれるエイサーは、先祖供養の大切さとともにウチナーンチュ(沖縄人)としてアイデンティティを次世代に伝えていきます。エイサーとは、沖縄の魂そのものといっていいでしょう。
以下に、エイサーの歌詞の1つを紹介しておきますね♪
仲順流り(チュンジュンナガリ)七月七夕中ぬ十日 二才達や 揃とてぃ 遊ぶさや
仲順流りや七流り 黄金ぬハヤシん 七バヤシ
仲順大主や 果報な者 産子や 三人 産しんじゃち
【歌詞の意味】七月、七夕の頃になると、若者たちが揃って踊り、遊んでいる。
仲順の教えは数々あるが、ありがたいお囃子も数え切れぬほどにある。
仲順大主は果報な者で、三人の子どもに恵まれた。
【解説】亡くなった親を思う気持ちを、先祖を敬う心に重ね合わせたエイサーの基本曲です。
※ ここで紹介した写真は沖縄市観光情報マガジン「マングラーズ・マガジン」(沖縄市観光協会/琉球出版社刊)からお借りしました。
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