■今月の表紙:鍋壊し”鍋壊し”の愛称で知られる「トゲカジカ」は、これから冷え込む時期に鍋で味わいたい魚です。大きな口にギョロッとした目とかなり迫力のある顔で、ヌルッとしたボディはちょっとグロテスク。「だから、顔が見えないよう腹を上に向けて出荷するのさ」と、市場関係者は冗談めかして説明しますが、これは氷を敷いた箱の中でお腹を下にして、カジカの肝を傷つけないため。アンコウ同様、カジカは肝が美味なのです。「あまりのうまさに鍋底をこそげて壊してしまう」から”鍋壊し”。肝が大きく、味わい深くなるこの時期、味噌仕立ての鍋で一献。いいですねぇ。
●
定番「石狩鍋」から地元で愛される「鍋壊し」まで 北海道だから旨い【海の幸の鍋】※このほか、道内の居酒屋ではカジカ汁として提供するお店が多いので、お問い合わせを。
【INDEX】
●1P:朝食のおいしいお宿~てふてふ|カフェ・ド・ラペ|手もみタラコを奮発~知床三佐ヱ門本舗(1P目はこの下に記事が続きます)
●
2P:戸井マグロの実力~こなから|パスタの隠し味は昆布~サグラ
【おいしい時間バックナンバー】
●
10月のおいしい時間はこちらへ●
昨年11月のおいしい時間で取り上げた話題はこちら●
札幌のおいしい店&話題の店※おいしい時間に登場した札幌のお店のINDEXです。
●
おいしい時間のバックナンバー集はこちらへ
朝食のおいしいお宿
オーベルジュてふてふ From:美瑛
美しい景色と快適な時間でもてなす美瑛の料理宿
「てふてふ」。札幌で評判のレストランを開いていたオーナーとシェフが「心ゆくまで食事を楽しんでいただける環境を」と、夢を実現させて早7年。道内外から支持される人気のお宿です。
創作のフランス料理ディナーはもちろんですが、京風お膳の朝食も満足度高し! 前日どんなに夜更かししても、この朝食のために早起きしちゃうほどです。炊きたてご飯は当然として、3種類の味噌をブレンドした味噌汁、西京漬けの銀ダラ、味の染みた煮物、ダシの味がいいお浸し、銀あんのかかった茶碗蒸しなど。以前の胡麻豆腐も絶品でしたが、今回の長いも豆腐もおいしかったなぁ。
夕食はかなりがんばっていても、朝食はなぜか塩辛いおかずが並ぶ宿が多い北海道ですが、八雲町の温泉旅館「銀婚湯」、阿寒湖温泉の「鄙の座」、十勝川温泉「三余庵」は夕食以上に朝食の印象に残っています。朝からシャンパンで贅沢な気分を味あわせてくれる、「ザ・ウィンザーホテル洞爺」のシャンパン・ブレックファーストもいいですね。
【DATA】オーベルジュてふてふ●
てふてふの記事(from:2003年大切な人と冬ごもり<北海道編>)
【関連サイト】
●
銀婚湯温泉の記事(From:2002年の北海道・癒しの雪見温泉)
●
鄙の座●
三余庵の記事(From:2006年おとなの籠もり宿~十勝川温泉・三余庵)
●
ザ・ウィンザーホテル洞爺●
ガイドおすすめの宿泊施設
冬がやってきた
カフェ・ド・ラペ From:美瑛
 |
| ▲自家製ケーキいろいろ |
 |
| ▲林に降り積もった初雪 |
道内の平野部にも、例年より遅い初雪が降りました。美瑛の森は真っ白になりましたが、積もるのはもう少し先。
ここ
「カフェ・ド・ラペ」は、薪ストーブが似合う山小屋風のかわいらしいカフェ。自家製ケーキのほか、ラクレットなどフードメニューも揃っています。
【DATA】カフェ・ド・ラペ
手もみタラコを奮発!
知床三佐ヱ門本舗 From:羅臼
 |
| ▲サラっとした粒子感がたまらない<特目付>のタラコ |
♪たらこ、たらこ、たっぷりたらこ(by たらこキューピー)のリフレインが頭から離れない。だからというワケではありませんが、以前から気になっていた「知床三佐ヱ門本舗」の「完熟 手もみ鱈子」を思い切ってオーダーしてみました。このタラコ、ひと腹(一対)1800円(特目付)と2150円(真子)と立派なお値段!
ご存知のように、タラコの原卵はスケトウダラの卵。国産原卵が減った今は外国産の冷凍原料が多く、塩のほか化学調味料と一緒に漬け込むのが一般的です。最近は無着色が増えていますが、着色・発色剤を使う加工場がまだまだ多いようです。
このタラコは原卵が前浜もの。無着色・無発色剤。味つけも塩と清酒とてんさい糖のみ。臭みはなくしっかり卵の味がして、ずーっと昔に食べたタラコを思い出しました。
*特目付:卵の成熟がはじまったもの/真子:熟成する前の締まった状態
【DATA】知床三佐ヱ門本舗●
当サイトおいしい海の幸のお取り寄せ>知床三佐ヱ門本舗