シュウウエムラの感性が光る滞在型リゾート(2ページ目)

”世界一の水”とシュウウエムラ氏の感性が融合したディープシーテラピー・センター

タラソセンターの中央にレイアウトされたディープシー・プール。エアコンは無く、自然の大気を窓から取り入れている。

リゾートの北側に位置するデイープシーテラピーセンターへはゲストルームから通路を通り直接アクセスできます。レセプションでバスタオルを受け取るとルームキーや貴重品をローカー内のセフティーボックスに収めディープシー・プールへ。

タラソテラピー・センターのエントランス。

プール内の海洋深層水は体温と同じ37度前後に水温が保たれ、水流や水圧によるウォーキングや沐浴にとても効果的です。海洋深層水とは、200メートル以上の深海にある水の総称で、太陽光が届かない為、細菌が少なくミネラルを豊富に含んでいます。室戸の東海岸では約25センチの太さで長さ約2キロメートルのホース3本を200～300メートルに海中に伸ばし毎日4,000トンの海洋深層水を採取しているそうです。

アウトドア・プール。太平洋の潮風を受けながら浸かるジェットバスはとても気持ちいい。

シュウウエムラ氏によると、この水は”徹底的に肌に良い水”で、この水との出会いをきっかけに、この室戸に滞在型の海洋深層水療法施設、ウトコディープシーテラピーセンター＆ホテル建設を決心させたのでした。体温と同じ深層水がとても心地よく、また温泉と違い長い時間浸かっていられるので一人でもリゾートライフを満喫できます。

最新の器機を取り入れた豊富なテラピー・プログラム

温められた深層水が降り注ぐ、アフィージョンシャワー。

たまご型のテラピー・センターの中心にディープシー・プールがあり、その外側にトリートメント・ルームが放射状にレイアウトされています。（ページトップの写真左側）

海を背にして左から「フットバス・ハンドバス」、「ジェットバス」、温められた深層水が雨滴のように注ぐ「アフュージョンシャワー」、海藻や海泥を全身に塗り、温熱シートでラップする「アルゴ・ファンゴパック」、「フェイシャル・ボディートリートメント」、暗室の中で霧状の深層水を吸い込むマイナスイオン療法「アエロゾル」、海藻または海泥を全身に塗り、カプセルの中で蒸気やシャワーを浴びる「クロモテルム」、そしてミストサウナの「ハマム」の個室があり、レセプションで予約をし、プールで待っているとスタッフがそれぞれの個室に案内してくれます。

ヒノキ、ユズ、トウヒのアロマオイルで全身マッサージ。

私も滞在中にほとんどのメニューを体験しましたが、特に印象的だったのが暖かい深層水がうねるように体に降り注ぐアフュージョンシャワー（上の写真）とフェイシャルです。どちらも本当に気持ち良くて、施術中にウトウトしてしまいました。特にフェイシャルは”女性のメニューだ！”と決め付けていたのですが、ハッキリ言ってはまりそうです。

これらのプログラムはパッケージになっていて、何種類から選択するようになっています。ホテルを予約する前に十分検討して希望するメニューを組合わせるとお得です！最後にガイドから一言アドバイス。このリゾートを”理解”するには一泊で十分ですが、”満喫”するには最低二泊必要です。それは皆さんが利用してみればお分かりになると思います。

＜DATA＞
■ウトコディープシーテラピーセンター＆ホテル

所在地：〒781-7107　高知県室戸市室戸岬町6969-1　

Tel: 0887 22 1811 Fax: 0887 22 1822

アクセス

高知竜馬空港⇔ホテル（車）：約90分
JR高知駅⇔奈半利駅（土佐くろしお鉄道ごめん／なはり線）⇔ホテル（車）：約110分
【空港－ホテルの無料送迎】
・空港発ホテル行き発車時刻：11：00、14：00
・ホテル発空港行き発車時刻：11：00、15：00

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