超簡単！　ボイルチキンとチキンブイヨン

Ricetta di Pollo
チキンのレシピ

Pollo in Umido
ボイルチキンとチキンブロード

イタリアンの粗食料理は万能素材に変身！

非常に見かけは不格好かもしれません。
「こんなお料理は作りたくないわ！」　と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、是非試してみてください。
我が家では週に１度は食卓にのぼるこのお料理ですが、このままのぼることは少なく、このチキンをほぐしてマスタードに和えてサンドウィッチに挟んだり、酢漬けのカルチョーフィーに和えて前菜にしたり、サラダのトッピングにチキンを加えたりと、ワンポイントチキンに早変わりするのです！

そして一番お勧めしたいのは、このチキンを茹でたお湯。
チキンのシンプルな旨味が凝縮されていて、チキンブイヨンとして我が家では重宝しており、冷蔵庫にはかかせません。
スープ料理はもちろん、リゾットを作ったりする時には、コクと旨味をぎゅっと引き出してくれる、手作りのブイヨンスープなのです！

また風邪をひいて食欲がない時は、小さくパスタを折ったり、小さめのパスタを入れて、チキンのスープに合わせ、塩、パルミジャーノ、オリーブオイルを入れるだけでミネストリーナの完成です。夫が風邪をひいた時の定番メニューでもあります。

ただ煮込むだけのワンディッシュが2つの料理に大変身！　お料理の可能性が広がる、マンマ秘伝のチキンディッシュです。
見かけに騙されず、ぜひお試しください！

◆材料◆ 骨つき鶏もも肉………2本 ニンニク………………１片 EXVオリーブオイル…適量 イタリアンパセリ……適宜 ディジョンマスタード…適量 ◆作り方◆ １．とり肉は皮を剥ぎ、足首の柔らかい骨の部分を切断する。 2．深めの厚底鍋に、鶏を入れ、ニンニクを入れ、水を約2L注ぎ入れ、約40分程、アクを取り除きながら弱火で煮こむ。煮込んだら、皿に盛り、オリーブオイルをまわしかけ、イタリアンパセリを散らし、ディジョンのマスタードを添える。 ◆ワンポイント◆ ・煮たスープはブロード（ブイヨン）としてストックできます。冷凍庫で氷皿に入れると、キューブ状で使いやすくなります。 ・煮込んでる最中、鶏の表面が浮き出て乾燥することがあります。時々ひっくり返してください。 ・出来上がったチキンはフォークとナイフで細かくほぐし、サンドウィッチや皿だのトッピングなどの具材にも最適です。 ・一切塩をしていませんが、ニンニクの風味がきいています。好みで塩を添えてもOKですが、ディジョンのマスタードとの相性が抜群です。またはヴィネガーもオススメです。