イタリアンの基本/イタリアンの基本関連情報

ローズマリー風味のポルペッティ

ミートボールはイタリア語でポルペッティ。香りが優しいローズマリーがアクセントです。今回はお塩を使用せず、チーズの自然な味わいで味加減をしました。ピアットウニコにオススメです。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

真夏のワンプレートごはん vol.2
@イタリアンレシピ

スタミナが落ちがちの夏。
お野菜、お肉を食べるのも一苦労しませんか?
今回のワンプレートごはん、イタリアンでいうピアットウニコは、ちょっと一工夫加えた、夏向きのお皿です。

メインはイタリアンミートボールのポルペッティ。お塩を全く使わず、美味しく作れます。
イタリアのマンマが得意とするポルペッティは、北イタリアのピエモンテ州特産のローズマリー風味です。セージやタイムも一緒に加えるとさらに美味しくなります。
ミートボールもハーブのパワーでさわやかになり、食べやすくなります。

チーズをふんだんに使うことで、塩を使わずに塩分を調節します。ふんわりしたポルペッティの味わいに、きっとご満足いただけるはず!

今回はパンに、ミラノのガルバニャーティーのフォカッチャを添えました。

イタリアンミートボール
ローズマリー風味
Polpetti al'Rosmarino


【分量】2人分(作りやすい分量)
【材料】
牛ももブロック………………200g
ローズマリー(粉末)………小さじ1杯
パン粉…………………………40g
牛乳……………………………40cc
卵………………………………1個
パルミジャーノ………………50g
ナツメグ………………………ひとふり
ルーコラ………………………適宜
小麦粉…………………………適宜
EXVオリーブオイル…………大さじ2杯
レモン…………………………適宜

【作り方】
1) パン粉はフードプロセッサーで細かく砂状に砕く。

2) 牛もも肉は食べやすい大きさに切る。1のパン粉と分量の牛乳は合わせておく。パルミジャーノはすりおろしにしておく。

3) フードプロセッサーに、牛もも肉、パン粉、パルミジャーノ、ナツメグ、ローズマリー粉末、卵を入れ回す。

4) 手にオリーブオイル(分量外)をつけ、3を3~4cm程度の小判型にし、小麦粉をまぶし、オリーブオイルを入れたフライパンで弱中火で返しながらゆっくりソテーする。

5) 皿にルーコラをしき、4のポルペッティをおき、レモンを添える。

【ポイント】
牛もも肉は、牛ひき肉に代用可能です。しかしひき肉には脂が多く含まれているので、焼く時に、出た脂は丁寧に取り除くようにして下さい。そうしないと、表面が焦げがちになります。

パン粉は、固くなったフランスパンなどをフードプロセッサーやミルミキサーにかけるのがベストです。とんかつなどのパン粉は、できるだけフードプロセッサーにかけてください。

ローズマリーだけでなく、粉末のセージやタイムも合わせると、より美味しくなります。この時は全部で小さじ1杯程度です。

フードプロセッサーがない場合、お肉はよく叩き、ボウルに材料を入れ、ハンバーグの要領でねばりが出るようにこねます。
パン粉は、ビニール袋に入れて、叩き形を崩します。

好みでトマトソースに合わせたり、パスタに合わせたり、クリームソース、スープに合わせたりと、いろいろなバリエーションが楽しめます。

冷蔵庫でラップをした状態であれば3日はもちます。

ピアットウニコに仕上げるためのさっぱりしたズッキーニとピーマンのマリネを合わせてはいかがですか?



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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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