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旬の素材を贅沢に味わうレシピ そら豆のリゾット

そら豆の美味しいシーズンです。シンプルにゆっくりと炊き上げたリゾットとともにいかがですか? そら豆のホクホク感そのままのイタリアンレシピです。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

ふたりのためのスローフード
@イタリアンレシピ

ゆっくり時間をかけて、素材の味を楽しんだり、家族や友人達と楽しい会話をしながら、ゆるやかな食の時間を過ごすスローフード。
わが家は、主人の会社が家と近いことから、ランチタイムを共にし、もちろんディナータイムも共に取ります。
イタリアの実家でも、ディナータイムは家族揃って、今日一日のことを話したりしながら、ゆっくりと食事を楽しみます。週末は、親戚や近所の方々と一緒にランチやディナーをすることもあります。
こんな食生活がスローフードスタイルです。

さて、今回は旬のそら豆を使って、ゆっくりと炊いていくリゾットを御紹介します。シンプルな味わいに、素材の味をじっくりと楽しめる一品です。

 

そら豆のリゾット
Risotto con Fave

【分量】2人分
【材料】
そら豆………………………………20粒
イタリア米(カルナローリ)……100g
タマネギ(みじん切り)…………1/4個
パンチェッタ………………………1枚
EXVオリーブオイル………………30cc
トマト………………………………1/2個
野菜のブイヨン……………………300~400cc

塩……………………………………適量
胡椒…………………………………適量
パルミジャーノ……………………適量
そら豆(飾り用)…………………2粒

【作り方】

1)トマトは湯むきし、種を取り除き、細かいダイス切りにする。そら豆は、塩した熱湯で3分程茹で上げ、皮をむく。
2)深鍋にオリーブオイルを入れ、火にかけ、タマネギ、短冊切りにしたパンチェッタを炒める。軽く香りがたったら、そら豆を入れ、形を崩さないように合わせる。
3)2に米を入れ、軽くパチパチという音が聞こえるまで、炒め合わせる。
4)野菜のブイヨンを200cc注ぎ、塩を二つまみ程ふり、鍋底に米がこびりつかないようにゆっくりと炊く。水気がなくなったら、残りのブイヨンを少しずつ足していく。(炊き上げ時間、約15~20分)
5)お米がふっくら炊けるというよりも、芯が残るようなアルデンテになったら出来上がり。お皿に盛る。
6)仕上げにトマト、そら豆を飾り、胡椒を振り、好みでパルミジャーノを振り掛ける。

【ポイント】

イタリア米が手に入らない場合は、無洗米でも構いません。その際、べたつくことがありますので、水分の量と火加減を調節して下さい。
パンチェッタが手に入らない場合、ベーコン1枚で代用できます。その際は、塩分を控えて下さい。
好みで召し上がる時に、EXVオリーブオイルを回しかけてもおいしく頂けます。
コクを出したい場合は、バター10gをタマネギを炒める時に入れます。

アンティパストには、トマトとモッツァレッラのサラダ仕立てオレガノ風味はいかがですか?


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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