電子レンジ・オーブンレンジ/電子レンジ・オーブンレンジの選び方

調理スタイルから電子レンジの加熱方式を見極める

電子レンジ・オーブンレンジ選びの最初のポイントは加熱方式。基本性能を左右する「加熱方式」で価格も変わります。加熱方式によってできる調理にも差があります。どのような調理をよくするのかなど、ご自分の調理スタイルを振り返り、ベストなタイプを選びましょう。

執筆者:戸井田 園子

現在、電子レンジは1万円以下~20万円弱と実に価格幅が大きいのが実情です。この価格差でいったいどのような差があるのでしょうか? それは、基本性能を左右する「加熱方式」です。これらの加熱方式の性能が高いほど、高性能機種となり価格もアップします。では、それぞれの特徴をまとめてみましょう。

マイクロ波

電子レンジの基本機能です。マイクロ波という波長の短い電波で、食品の水分に振動を与え、その摩擦熱で食品を内部からあたためます。電子レンジのパワーは出力数(W)が目安。この数値が大きいほど、あたためスピードが早くなるので、スピードを求める場合はしっかり確認しましょう。

■代表機種:NE-BS1300(パナソニック) ※2016年6月発売
64眼の赤外線センサーであたため精度を格段に向上。温度が違う食材でも2品同時にあたためられる「ねらって加熱」、10分でできるレシピ集など時短性能が充実!新3Dアンテナでマイクロ波をらせん状に放射させる、独自の「サイクロンウェーブ加熱」で、芯までほぐせる解凍を実現。マイクロ波
性能はピカイチです!
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オーブン

加熱した空気によって焼く方法。最近では、大半の機種に搭載されています。ヒーターの熱をファンで送り、庫内の温度を高温にする「強制循環式」は上位機種に、庫内上下にあるヒーターからの輻射熱で食品を加熱する「上下ヒーター式」は低価格帯に多く採用されています。

■代表機種:ER-PD7000(東芝) ※2016年8月発売
熱風をすばやく庫内に循環させるドーム型の天井が特徴。高火力と熱対流で素早い立ち上がりと350℃の高温調理を可能にした「New石窯トルネードエンジン」搭載のオーブン機能充実タイプ。2016年はフルモデルチェンジで機構設計を見直し、業界最小の奥行きを実現。30Lながら、奥行き45cmのレンジ台に納まるコンパクトサイズとなっている。
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グリル

ヒーターの熱で直接焼くこと。ヒーターを利用しているのは変わらないのですが、庫内全体の温度を上げるオーブンとは別の加熱手法となります。魚や肉に焦げ目をつけながら一気に焼き上げる料理に利用します。グリル機能は、オーブン付きには必ず搭載されています。

■代表機種:RG-GS1(三菱)
ヒーターで焼く「グリル」機能に力を入れた新発想の「レンジグリル」。レンジで素早くあたため、グリルで焦げ目をつけたりカラッと仕上げるなど、グリル機能を十分に生かせる1台。
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>>次のページでは「トースト機能」、「スチーム・過熱水蒸気」についてご紹介。
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