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剪定枝で作るリース2種!枝を再利用して手軽に作れる

庭木の剪定を予定している方にぜひ試していただきたい、剪定枝でリースを作る方法をご紹介いたします。剪定した枝を、ただ処分してしまうのは惜しいもの。そんな剪定した枝で、 2種類のリースを作ってみました。手軽に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

剪定枝のリース 2種

剪定枝で作るリース・2種

今回リース作りに使ったモミジ

剪定した枝は、ガーデンシュレッダーにかけても良いのですが、色のきれいな枝や常緑のものなどはただ粉砕してしまうのは惜しいものです。
そんな剪定枝を利用して、 2種類のリースを作ってみました。どちらも手軽に作れるものですので、ぜひチャレンジしてみてください。
 
<目次>
 

剪定枝のシンプルリース

【シンプルリース・材料】
モミジの枝
枝が紅く色づくモミジ、珊瑚閣の枝
  • 柔らかくしなる枝(今回はモミジの剪定枝)
  • 1.6~1.8mm程度の銅線orワイヤー(吊り輪用)
  • 28~30番手の細いワイヤー(飾り用)
  • ビーズ
  • ドライフラワー

【シンプルリース・作り方】
1.長めの剪定枝を輪にして、ベースにする
手順1

手順1

2.ベースに枝をねじりながら絡めていく
手順2

手順2.3.4

3.隙間ができないよう次々枝を絡め、一周する

4.形を整え、吊り輪をつける

5.飾り付けをして、完成
手順3

完成

別アングル

別アングル

今回使ったモミジのように柔らかくしなる枝では、特に紐やワイヤーで固定しなくても作ることができますが、枝の巻きはじめや巻き終わりが飛び出すような場合はワイヤーで巻きとめましょう。
また、剪定した枝はそのままにしておくと、固くなって加工しにくくなってしまいます。剪定後は、早めに加工しましょう。

【飾り付け】
今回は紅い枝の色を活かしたかったので飾りつけはシンプルに、ビーズを細いワイヤーに通したものと、ドライフラワーのペーパーカスケードとホオズキをあしらうだけにしました。
お好みでリボンを巻いたり、市販のオーナメントなど使って飾り付けてください。
 

コニファーの枝のリース

コニファーの剪定枝を使ったリース、クリスマスバージョン

コニファーの剪定枝を使ったリース、クリスマスバージョン

こちらは常緑のコニファーの剪定枝を使った、ボリューム感のあるリースです。コニファーは一種類でも良いのですが、葉の緑は樹種によって色味が違うので画像のリースのように数種類混ぜても面白いと思います。

【コニファーの枝のリース・材料】
  • コニファーの剪定枝(今回はブルーポイントと日光ヒバを使用)
  • バラの実
  • 目の粗いリース(ベース用。今回は100円均一で購入)
  • リボン
ブルーポイント 日光ヒバ
ブルーポイントの剪定枝 日光ヒバの剪定枝

【コニファーの枝のリース・作り方】
ベースに枝を差し込んでいくだけ

ベースに枝を差し込んでいくだけ

 
  1. ベースのリースに、用意した剪定枝をバランスを見ながら差し込む
  2. 隙間ができないよう次々枝を差し、一周する
  3. 飛び出した枝葉をカットして形を整える
  4. バラの実を差し込む
  5. 適宜、リボンなどで飾り付けて完成
樹種にもよりますが、コニファーの枝葉は素手で触るとチクチクします。手袋を着用し、ベースに枝を差し込むときはピンセットを利用すると良いでしょう。

【飾り付け】
バラの実
赤く実ったバラの実

今回は庭に実ったバラの実を使いましたが、松かさやリボンで飾るとクリスマスっぽく、 またコニファーの緑を松に見立て、水引きを飾ってお正月バージョンにもできそうです。
飾り付けも、いろいろと楽しんでみてください。

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