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| 調理で出る野菜クズは、細かく切って堆肥に |
堆肥に向くもの、向かないもの
前ページでご紹介したように、堆肥作りにもいろいろな方法があります。
また、その組成やできあがった堆肥の良否など、こだわりだすととても奥の深いものです。
私も堆肥枠を使った方法や、EMボカシでの堆肥作りを経験しましたが、「一朝一夕にはいかないものだなぁ」というのが実感です。
始めは「良質の堆肥を作る」ということよりも、「家庭からでる生ゴミの減量」に主眼をおき、前ページで挙げた中からそれぞれのご家庭にあった方法を選んで堆肥作りにチャレンジしてみましょう。
とはいえ、堆肥枠やコンポスターに「生ゴミなら何でも放り込んで良い」というものではありません。
家庭で作る場合において、堆肥に向くものと向かないものを挙げてみましょう。
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| 庭木の枝もシュレッダーで粉砕すれば使用可能 |
【堆肥に向くもの】
- 落ち葉
- 切り戻したり、刈り取った草花(病気になったものは不可)
- 雑草(乾燥させてから入れる。花が咲いたものは、種が残りやすいので不可)
- 刈り取った芝(乾燥させてから入れる。一度に厚く入れないこと)
- 野菜クズ(小さく切り刻むと分解しやすい)
- 卵の殻
- 魚の骨(少量ならOK)
- 出がらしの茶葉
- コーヒーのカス(分解しにくいので少量に)
- 剪定した木の枝(分解しにくいので、ガーデンシュレッダーなどで細かく切り刻む)
- 土
【堆肥に向かないもの、入れない方が良いもの】
- 病気に侵された植物
- 肉や骨、貝殻
- 調理された食品(ドレッシングやオイルがついた野菜も含む)
- 竹の子の皮
- 石炭、木炭の灰
- 犬、ネコ、人の糞尿
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| 図1.ペットボトルのカット |
おしまいに、最も省スペースでできる、ペットボトルでの堆肥作りをご紹介しましょう。
準備する物は、ペットボトル(1.5or2リットル)2本、腐葉土、ガーゼor古ストッキングです。
ペットボトル一本は、図1.のように上部から肩までの高さ(A)と同じ寸法(A")の位置でカットします。これは本体の受け皿になります。
もう一本はペットボトルの底を切り取り、キャップを取って図2.のようにセットします。
※ペットボトルのカットには充分ご注意ください。
切り口にビニールテープなどを巻くと、ケガ防止になります。
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| 図2.カットしたボトルをセット |
底に腐葉土を敷き、細かく切り刻んだ野菜クズなどを入れ、その上に腐葉土を被せます。
これをペットボトル八分目まで繰り返し、蓋代わりにガーゼか古ストッキングを被せて、直射日光を避け雨のあたらない場所に置きます。
受け皿に発酵液が溜まってきたら、そのままにしておくと匂いが出るので別の容器に移して水で薄めて液肥にしましょう。
ときどき菜ばしなどでかき混ぜて、発酵具合を確かめます。
生ゴミの形が無くなっていれば、一時発酵は完了です。
できあがったものは、土と混ぜて一ヶ月ほど熟成させましょう。
作り方としては、コンポスターのミニミニ版といったところですね。
ペットボトルを使うと中身が見えるので、お子さんの観察日記にも良いかもしれません。
身近なところから環境への意識を持つことができ、生ゴミが減り、堆肥を買うお金も浮く。そんな一石三鳥(?)の堆肥作りを、是非試してみてください。