ガーデニング・園芸/ガーデニングのテクニック

カラーサンドでサボテンを楽しもう!作り方・管理方法

カラフルなカラーサンドを使って、サボテンを楽しんでみましょう。今回はカラーサンドの作り方やサボテンの管理方法をご紹介いたします。材料はホームセンターや100均で揃うので簡単です。可愛いインテリアになるのでおすすめ。ぜひお試しくださいね。

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

カラーサンドでサボテン……材料を揃えましょう!

カラーサンドでサボテンを楽しむ!

カラーサンドでサボテンを楽しむ!

まずは材料をそろえましょう。ちょうど近所のホームセンターで「苗抜き」の状態のサボテン苗(一個98円)を見つけたので、これを寄せ植えにしてみることにしました。苗以外は、100円ショップでそろえたものです。

サボテン寄せ植えの材料は…
  • サボテンの小苗数種
  • カラーサンド(中粒)数色
  • 根腐れ防止剤…珪酸塩白土(ミリオン)やゼオライトなど
  • ガラスのフラワーベース(グラスでもOK)
以上です。

サボテン苗のお値段にもよりますが、今回は全部そろえて1000円札でお釣りがでました。カラーサンドは2~3色でも可愛く作れますし、容器は手持ちのグラスも利用可能ですよ。

≪ここでワンポイント!≫
今回は苗抜き状態のサボテンを使いましたが、もちろん普通の鉢植えサボテンでもOK!
その場合は鉢からそっとサボテンを抜き、竹串などで根についた余分な土を落としてから植え込みましょう。

 

カラーサンドを敷きましょう!

カラーサンドを敷きましょう!
色合いを見ながら、カラーサンドの層を作っていきます
用意したフラワーベースに、色合いを見ながらカラーサンドを順に敷いていきます。
カラーサンドは、平らにならす必要はありません。
わざと傾斜を作って、カラーサンドの織りなす縞々を楽しんでみましょう!

≪ここでワンポイント!≫
カラーサンドは一度敷いてしまうと、「失敗した~!」と思っても色をより分けたりして直すのは大変です。
フラワーベースに入れる前に、カラーサンドを容器に入ったまま重ねてみて、あらかじめ色の重ね順をイメージしておきましょう。

 

サボテンを植え込みましょう!

サボテンを植え込みましょう!
トゲトゲに注意しながら、サボテンを植え込んでいきます
カラーサンドを敷きおえたら、いよいよサボテンの植え込みです。
小苗とはいえ立派なトゲトゲがついたサボテン、そのままさわったのでは痛いですよね。
大きめのピンセットや菜箸などを使って、植え込んでいきましょう。
画像では牛乳パックを切った紙バンドで苗を巻いています。
これなら紙バンドで巻いた苗を左手に持ち、菜箸で植え穴を調整する…と、両手が使えますよ。

植え込み手順は…
  • 植え込む場所に菜箸などで窪みをつける
  • 窪みに根腐れ防止剤を入れ、サボテンを植え込む
  • 周囲のカラーサンドを寄せて苗を支える
これを繰り返して、用意した苗を寄せ植えします。
 

小粒のカラーサンドを使用した場合

底にカラーサンドを敷いて

底にカラーサンドを敷いて

カラーサンドは粒が3ミリ程度のものでしたが、1ミリよりも粒が細かい場合、植えこんだ後に水やりをしても、なかなか水が染みこんでいきません。このようなときは、植え込み部分に一手間掛ける必要があります。

手順としては…
 
仕切りの内部に根腐れ防止剤を

仕切りの内部に根腐れ防止剤を

 
仕切りの外側をカラーサンドで埋める

仕切りの外側をカラーサンドで埋める

  • 底にカラーサンドを敷きこむ
  • 植えこみ部分に仕切りを入れる…今回はクリアファイルをカットしたものを使いました。鉢底ネットを使っても良いでしょう。
  • 植えこみ部分の底に、根腐れ防止剤を敷く
  • 仕切りの外側をカラーサンドで埋めていく
  • 仕切り上部までカラーサンドを敷いたら、仕切り内部に培養土を入れ、サボテンなどを植えこむ
  • 上部をゼオライトなどで化粧して完成!
小粒のカラーサンドを使用した場合

小粒のカラーサンドを使用した場合

カラーサンドだけでなく、カラフルに色付けされたゼオライトも市販されるようになりました。最後の仕上げ材にしても良いですね。
 

サボテンの管理方法

完成したサボテン寄せ植え
サボテン寄せ植えのできあがりです!
サボテンはお日様が大好きです。よく日の当たる窓辺に置いてあげましょう。
できあがったばかりは、まだ根が張っていない状態です。市販品のように砂を固めているものではないので、サボテンに触れたり容器を倒したりしないよう、注意が必要です。

はじめの水やりは、サボテンの周囲の砂を落ち着かせる程度にしておきます。
その後は1~2週間に一度くらい、砂(培養土)が乾いているのを確認してから霧吹きか「つる首スポイト」など、細口の水差しなどで静かに水やりします。

水をやりすぎたりして過湿になると、根腐れをおこしてしまいます。
容器に水抜き穴がないので、水をやり過ぎてビショビショにならないよう気をつけましょう。

肥料はあまり必要ないのですが、今回は肥料分のない砂に植え込んだので、元肥として緩効性肥料を一つまみ鉢に置いておきます。(サボテン肥料の名前でも市販されていますが、マグァンプなどでもOKです。)
このとき、あまり苗に近づけないようにしましょう。
次の水やりはこの肥料にかけるようにすると、肥料成分が砂に溶け出します。

サボテンは、話しかけてあげると良く育つとか。
お天気の良い日は、一緒に日光浴を楽しむのも良いですね。
できあがった寄せ植えは「新しい家族」とか「新しいお友達」、そんな感じでつきあってあげてください!

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