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夏の庭に涼を呼ぶ!

ここのところ、暑い日が続いていますね。早くも「夏バテ~」という声も聞こえています。本格的な夏を迎える庭に、少しでも「涼しさ」を感じさせてくれるアイディアを紹介します!

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

じりじりと太陽が照りつける夏、庭仕事も朝夕の涼しい時間に手早くすませないと体が持ちませんね。
植物たちも、全てが暑い夏が好きというわけではありません。冷涼な気候を好む植物は、うっかりしているとグッタリ夏バテ状態になってしまいます。
お日様に文句を言ってもしょうがないので、ここは暑さを乗り切るアイディアを駆使して、少しでも「涼しく」感じられるようにしてみましょう。

涼しさを演出するものとして、一番身近でかつ有効なのが「水」ですね。この時期は、チョロチョロとした水音だけでもなんだか涼しく感じられるものです。
和風庭園のお宅なら、蹲(つくばい)や鹿おどし(ししおどし)で水を演出されていることでしょう。
また昔からの手法として、水鉢などに水を張り、ホテイアオイやスイレンといった水生植物を浮かべたりする方法もありますね。どちらも日光を好む植物ですが、水を腐らせないように注意する必要があります。

水鉢では物足りないという場合は、ホームセンターなどでプラスチック製の「ひょうたん池」も各種サイズ取り揃えています。
ただこの場合注意したいのは、水の入れ替えをどうするか、という点です。池が大きくなると、ポンプで水を吸い出すとか、水を循環させるとかそれなりに器具や設備が必要になりますから、夏だけ楽しみたいのであれば埋め込み式の大きな池は避けましょう。

その他、洋風庭園で水を楽しむものとして噴水や壁泉があります。それから、楽しむというより実用品になりますが、広い芝庭にはスプリンクラーの設備なども考えられるでしょう。

最近、インテリア雑貨で「ウォーターファウンテン(噴水)」という名前で、オーナメントから水がチョロチョロ流れるという商品が出まわっています。屋外使用には向かないものが多いので、購入時には注意しましょう。

次ページでは、簡単に作れる「ミニミニ池」のアイディアを紹介します!



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