収納

子どもの能力を引き出す本棚の秘訣

読解力は理解力となって成績アップにつながるとか。じっくりとたくさん本を読むだけが読書とは限らない昨今、新たな読書スタイルが求められています。今すぐ家庭でできる本棚のひと工夫とは?

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

いまある棚を使って、親子読書をもっと身近な習慣にしてみませんか?ちょっとしたことで、これからの過ごし方にいい変化が起こりますよ。そのポイントは6つ、どれか一つでもOK。さっそく取り入れてみてください。

本棚が身近にあれば読書しやすい

居間にソっと置ける本棚ならインテリアにもシックリ馴染みます。参考商品:耳付棚4段【スタイルストア】
近ごろの子は本を読まないと言われていますが、私たちが育った当時の環境に比べて、今ではインターネットやゲームなど興味をそそられる事柄が多いのですから、「本を読みなさい」と強制するのは逆効果になりかねません。むしろ読書のハードルを下げて、自然なかたちで1日10分でも本を読む習慣がもてるようにしたいものです。
それには日常の暮らしのなかで、本に触れる機会を増やしてあげたらいいのではないでしょうか。そこで、本棚が身近にあれば読書につながるという6つのポイントをご紹介します。
 

1.居間や食堂、階段や踊り場に本棚を置く

子どもの本は子ども部屋に、親の本は寝室や書斎にといったかたちで、本を自分の部屋に持ち込むよりも、家族で共有すると親子のコミュニケーションに役立ちます。それぞれが興味をもっていることについて、本がきっかけとなって会話につながることもあるでしょう。また、親子の間で、好奇心を刺激しあえる関係が生まれることも期待できます。
 

2.オープンな本棚を使う

埃や日焼けから本を守るためには扉のついた本棚がいいのですが、気軽に出し入れできないのが難点です。知りたいときにすぐ手にとりたい辞書や図鑑などは、オープンな本棚が本との距離を縮めてくれます。
 

3.子どもの目線に合わせる

座った姿勢や立った姿勢のときに、どんな本があるのか子ども目線で自然と目にとまるようにします。目線よりも下の位置に本があれば出し入れしやすいので、本に触れる機会が増えるはずです。

さらに、次の3点が読書環境作りのキーポイントになります。
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