一人暮らし/一人暮らしの洗濯

梅雨が明けたら、カーテンを洗おう(2ページ目)

あなたはいつカーテンを洗いましたか。一人暮らしを始めて一度も洗っていないなんてことはありませんか。梅雨が明けて、ピカピカの青空が戻ってくる夏は、カーテンのような大物の洗濯にぴったりの季節です。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

カーテンの洗い方・干し方

● 洗濯表示をチェック

カーテンを洗うときも衣類の洗濯と同じく、洗濯表示を見て、その素材に最適な洗い方を確認しましょう。(洗濯表示の見方については、ガイド記事『冬物衣類を自分で洗濯してみよう』をご覧ください)

 のマークは洗濯機で、 のマークは手洗い(もしくは、洗濯機の手洗いコースで)で洗濯ができます。 のマークがあれば、自分で洗うのは難しいので、クリーニング店に持っていきましょう。

クリーニング店でのカーテンの洗濯は、金額も決して安くありませんし、持っていくのも大変です。カーテンを買うときには、自分で洗える素材のものを選ぶことをおすすめします。  

● 洗濯機で洗う

洗濯機
カーテンを洗うときは洗濯機の容量をオーバーしないように。詰め込みすぎでは汚れがきちんと落ちません。
1. カーテンレールからはずしたら、フックをすべて取ります。さらにプリーツに合わせて折りたたみ、ネットに入る大きさにします。

2. ネットに入れてから、洗濯機へ。一度に複数枚洗うときも、洗濯機の容量は守って詰め込みすぎないようにしましょう。

3. オシャレ着洗い用の中性洗剤を使い、洗濯機に手洗いコースがあれば、それで洗います。ない場合は手洗いをするか、普通の洗濯と同じに洗い、途中で止めて、脱水を短め(30秒程度)に。汚れがひどいときは、酵素系漂白剤を加えて洗いましょう。

● 手洗いする

1. ネットに入れるところまでは洗濯機洗いと同じです。

2. 風呂や大きめのたらいに、ぬるめのお湯(30℃以下)を張り、中性洗剤で優しく押し洗いをします。揉み洗いはシワになるので、しない。

3. 洗濯機で軽く脱水(30秒程度)します。

● 汚れがひどいときはつけ置き洗いに

風呂
カーテンのような大物を洗うときはお風呂を使うのも◎。しばらくつけ置きすると、しつこい汚れも落ちやすくなります。
煙草の脂や油汚れなどの汚れがひどいときは、つけ置き洗いをして、最初に汚れを浮かせます。風呂や大きめのたらいにお湯に中性洗剤を溶かし、ネットに入れたカーテンを30分ほどつけておきます。その後、洗濯機洗いや手洗いをします。

● カーテンレールで干す

カーテンが洗いあがったら、あまり時間を置かず、洗濯機から出します。長い時間放っておくと、シワや型崩れの原因に。干すときには、手で軽くシワやよれを伸ばして。カーテンレールに引っかけて乾かせばいいので、干す場所がないと心配する必要はありません。乾かしているうちに、カーテンそのものの重みでシワも伸びてきます。

カーテンを乾かすときは、乾燥機はおすすめできません。素材にもよりますが、縮んで、つんつるてんになってしまうことも。窓を開けて、風通しをしながら干せる、天気がいい日を選んで洗濯しましょう。

カーテン洗濯中にやっておくこと

窓の掃除
せっかくキレイになったカーテンをかけるのに、窓が汚れていては台無しです。洗濯機を回している間に窓拭きを。
カーテンを洗濯している間にやっておきたいのが、窓の掃除です。せっかくキレイになったカーテンをかけるのに、窓が汚れていてはそれがまたカーテンについてしまい、台無し。この機会に窓拭きと、カーテンレールの埃もしっかり拭っておきましょう。

また、カーテンフックも意外と汚れがついているものです。水拭きをして、汚れを拭っておきましょう。しつこい汚れには住宅用の洗剤を使って、落とします。

日頃のお手入れもお忘れなく

はたき
普段の掃除ではたきをかけるときに、カーテンレールやカーテンも忘れずにパタパタしておきましょう。
定期的にカーテンの洗濯をすることは大事ですが、普段の掃除のときにもお手入れをしておくと、汚れのつき方が変わります。カーテンレールは、はたきで埃をよく落としておくようにします。そのときにカーテンも一緒にはたいておくか、掃除機の吸引口をブラシに交換して、埃を吸い取っておくといいでしょう。床のゴミを吸い取る吸引口ではカーテンが吸い込まれてしまい、上手く吸い取ることができませんが、カーテン用の掃除機ネットというものも売られていますので、使ってみるのもおすすめです。



「ただ吊るしてあるだけなんだから、そんなに汚れるはずがない」と思うかもしれませんが、これまで何年もカーテンをずっと洗っていなかったという場合は、洗濯の途中で洗濯機を覗いてみてください。水が真っ黒になっていて、どんなに汚れていたのか、驚かされると思いますよ。

夏の間なら、大物のカーテンを洗濯しても、あっという間に乾きます。窓を開けて風を通しておくと、洗濯したての爽やかな香りが漂ってきて、きっと気持ちのよい一日が過ごせるはずです。

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== 関連サイト ==
All About[一人暮らしの楽しみ方]洗濯ノウハウ
衣類を傷めない洗濯のコツやアイロンのかけ方、シーズンオフの衣類の収納の仕方、クリーニング屋などのサイトを集めました。





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