一人暮らしで急な病気や怪我になったときの対処法(2ページ目)

応急処置ができる救急箱があれば安心

救急箱を置いていますか？　急な発熱、切り傷・擦り傷など、病院に行くほどではない症状や病院に行く前の応急処置に用意しておくと安心です。また、体調が優れないときほど栄養価の高い食事が大事ですが、調理に立つのはなかなか大変。すぐに食べられれるレトルト食品などの簡単な食事を用意しておくと便利です。

なお、薬には有効期限があります。一年に一度は中身を確認し、期限の過ぎたものは新しいものに買い換えましょう。

■揃えておきたい！　一人暮らしの救急箱チェックシート
□総合感冒薬
□解熱・鎮痛剤
□胃腸薬ガーゼ
□虫刺され
□湿布薬
□目薬
□マスク
□体温計
□絆創膏
□包帯
□ガーゼ
□テープ
□ピンセット
□保冷枕
□スポーツ飲料・ゼリー飲料・レトルト食品など

※その他ご自身の症状等必要に応じて、医師等と相談の上、揃えておいてください。

近所の病院がどこにあるか知ってる？

急な発熱や怪我。「病院に行かなくちゃ！」と思っても、病院がどこにあるか知らないなんてことありませんか？　普段は必要がないかもしれませんが、体調が悪くなってから慌てて病院を探すのは大変です。日頃は使うことがなくても、家・会社・学校の近くにどういった病院があるのか調べ、連絡先を携帯やスマホに登録しておくといいでしょう。買い物のついでなどに、病院の前まで行って場所を確かめておくと安心です。

どこに病院があるか検討がつかないときは、「Yahoo!ヘルスケア病院情報」など近所の病院の場所や調べられるサイトもあります。口コミ等も見ておくと、自分に合いそうな病院を探す参考になります。

なお、病院に行く際は保険証が必要です。お財布の中など、いざというときにすぐに使えるよう身につけておくといいでしょう。また、両親と離れて住む一人暮らしの学生で、まだ保険証がカード化されておらず、世帯で一枚という場合は、自治体に届け出て遠隔地保険証を交付してもらってください。

次のページでは、万が一病気や怪我になってしまったときについて。急に入院することになったらどうしますか？＞＞次のページへ