結婚式・披露宴マナー関連情報

更新日:2004年10月25日

季節の風物詩 七五三の基本的な装い

三歳、五歳、七歳とそれぞれの年齢に応じた基本的な服装のマナーをまとめてみました。

七五三
服装にこだわらず、祝う気持ちがあればいちばん!
三歳、五歳、七歳と成長の筋目に近くの氏神様に参拝して無事成長したことを感謝し、これからの将来の幸福と長寿をお祈りするのが七五三の行事です。昔は数え年の三歳は男女ともに、五歳は男子、七歳は女子を祝いましたが、現在では満年齢で男子が五歳(地方によって三歳も)、女子が三歳、七歳でお祝いするのが一般的です。

兄弟姉妹がいるときは、年齢にこだわらずに一緒に済ますこともできます。最近の七五三の傾向として、まず家族で記念撮影、そして神社で参拝します。その後に祖父母や家族と一緒にファミリーレストランで食事して、皆でお祝いする。これが一般的なお祝いのスタイルとなっているようです。

七五三についてのお参りの仕方やいわれなどは、ガイド記事「七五三を祝う」 をご参考にしていただいて、今回は、三歳、五歳、七歳とそれぞれの年齢に応じた基本的な服装のマナーをまとめてみました。

基本的な装いのポイント

三歳 髪置き(かみおき) 男女ともずっと剃っていた頭髪を伸ばし始めることを祝う儀式 女の子 →・晴れ着に帯を結ばす、袖なし襟付きの朱色の「被布」をはおる。
・お宮参りの時の祝い着を仕立て直す場合も多い。
・リボン、花簪の髪飾りをつけてかわいらしく。
・履物は畳表の甲堀(こっぽり)や金襴地張りの腰高の草履など。
男の子 →・羽二重熨斗目(はぶたえのしめ)模様の紋付二枚襲(かさね)にへこ帯、袖無し羽織 。
・鼻緒のついた平底の和装履物など。
・一般的にお宮参りの「のしめ」を転用する場合が多い。

まだ身体も小さい三歳児とって着物は重装備になりがちです。軽い仕立ての着物をきせてあげて下さいね。

五歳 袴着(はかまぎ) 初めて袴をつけて祝う儀式 ・羽二重(はぶたえ)の五つ紋付熨斗目模様、また、色紋付の長着とそろいの羽織を合わせます。
・下着は白羽二重の比翼仕立て。
・袴は黒・紺・茶の無地か、のし目模様のある羽織、仙台平の派手な稿柄。
・畳表の草履。最近は、のし模様など華やかな色柄を選ぶ場合も。
白い扇子、守り刀を身につけます。

履きなれない草履やぽっくりなどは、あらかじめ履き慣らしておけばよいかもしれません。子どもにとってはとても苦痛で疲れてしまいます。

七歳 帯解(おびとき) 紐付きの着物に代わり、初めて大人と同じ帯を結ぶという紐解きのお祝いの儀式。
・体に合わせ、肩上げ、おはしょりや腰あげをした友禅模様の絵羽つけや総柄の友禅模様を用意。
・丸帯をしっかりと結び、帯締めは、綿織りなどの丸ぐけか紅白の組みひもを。
・草履は畳表のぽっくり(木履)か布製のもの。

※三歳、七歳と女の子には、ちょっぴり大人っぽくメイクをしてあげても可愛らしいでしょう。

洋装の場合 七五三を機会に新調する場合は、ほかの行事にも着られるものを選んでおくと、あとあと重宝します。たとえば、五歳の男の子なら入学式にも着れるようにブレザーやスーツなど。

また七歳の女の子ならきっと自分で服装を選ぶでしょう。 かわいらしいドレスなどレンタルなら豊富に揃っていますので、ネットで調べるなどして是非利用してくださいね。

※こんな場合も
写真館のレンタル衣装を借り、女の子にはウェディングドレス、 男の子はタキシードで写真撮影。これはあくまで写真だけの前撮りで、当日お参りには、着物で行く。こんな感じで和装と洋装の両方、子どもに着せられる方もおられます。(和装→洋装の場合も)

付き添いの装いは

七五三
親の装いは子どもの服装に合わせて。
父親→和装なら紬地の無地、羽織は紬の縫い紋程度。洋装なら略礼装、ダークスーツなどフォーマルに。
母親→和装として、無地の着物や江戸小紋に黒の羽織あるいは、訪問着や付下げ、小紋など。洋装ならやはり略礼装、スーツなどフォーマルに。

いかがでしたでしょうか?洋装なら気軽に装いができますが、七五三といえば、日本古来の伝統行事。できれば、着物を着せてあげたいですよね。わざわざ購入しなくでも今はレンタルでも充分揃えられます。

最近では、必要以上に我が子の記念写真にこだわっている親御さんが増えてきましたが、中には記念撮影だけして、肝心のお参りをされないという方も聞いたことがあります。
また、ホテルでの七五三披露宴も全国的に広まっているようですが、結婚披露宴と間違いそうになるぐらい、着付け、衣装代が何十万円、食事代、写真、ビデオ代など、聞いてビックリする費用だそうです。

でも忘れてはいけません。七五三は、子どもが無事に成長したことをお祝いする家庭行事のひとつです。主役はもちろん子どもたち。どんなに豪華なお祝いでも親の満足だけで終わらないように。生涯一度の大切な行事なので、心に残る記念日になるように思い出を作ってあげる事が大切なのです。


<関連サイト>
・七五三を祝う
・七五三特集
・七五三・成人
・冠婚葬祭の装い
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

中山 みゆき

All About がオープンした当初から、前ガイドの夫と共に 「冠婚葬祭」サイトの運営に3年半積極…

続きを読む

暮らしのAll About関連コミュニティ

ガイド記事を元に、「離乳食」ガイドの川口由美子さんやみなさんとで、離乳食について語り合える場所です。

メルマガ登録

【暮らしのAll Aboutメルマガ】家事のコツやマナー、家電の選び方など。賢く豊かに暮らすための情報を毎週お届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

暮らしの得ネタランキング アンケート実施中!

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?