防災関連情報

更新日:2008年10月28日

地球温暖化・異常気象がもたらすもの

今年は年末にかけて日本の経済や社会情勢に激震が走りました。しかし、気象環境においても気づかぬ内に日本は大変な状況になっているのではないでしょうか。数年後日本はどう変わっているのでしょう。

株価が30年ぶりの価格にまで下がり、原油価格や為替も記録的に上がったり下がったり。経済においては、まさに激動の年になった2008年でしたが、先日、気象関係でも88年ぶりに記録を塗り替えた現象がありました。それは何かというと、東京都心での「雷」の発生です。統計上では1920年の年間23日を越えて、10月27日に、24日目を観測しました。気象庁によるとこれまでの平均の年間平均値11.3日の2倍を越える日数であり、太平洋高気圧の勢力が例年より弱く、都心部では今年、暖気と冷気がぶつかり合い、大気が不安定な状況が続いていたせいと言われています。

地球温暖化・異常気象がもたらすもの

低気圧
冬場の台風、爆弾低気圧が今年日本をまた襲うかもしれません。
思えば、今年の都心部における集中豪雨は「ゲリラ豪雨」という新語が発生するほど頻繁に発生していましたし、道路に冠水して犠牲者が出るような事件もありました。巨大化による危険が予測されていた、台風の上陸による被害はさほど多くはありませんでしたが、この夏の暑い時期には、数日おきに豪雨に見舞われていたような気がします。

ところで、これから冬に向かえば、もう気象災害の危険はないかというとさにあらず。冬の低気圧についても、今後は巨大化する確率が高く、以前にもお知らせした冬の台風「爆弾低気圧」がやってくる可能性があります。これは台風並みの勢力を持って急激に巨大化するもので、特に風が強く、大きな被害を発生させます。

いまや気象の変化による生活への影響は経済・産業に大きな影響をもたらします。

海面上昇により家を追われる、遠い南の島国の話だけではないのです。


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和田 隆昌

災害危機管理アドバイザー。不慮の疫病で生死をさまよった経験から「防災士」資格を取り、災害や危機管理問…

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