防災関連情報

更新日:2008年07月14日

大地震が起きた時あなたの財産はどうなる?

大地震でもしも自分の財産である自宅家屋を失ってしまったら?その後の生活はどうしたらいいのでしょう。地震国日本ではそのリスクは大変なものです。何かリスクを軽減できないもでしょうか。

大地震の際に、あなたの財産はどうなるのでしょうか? まずは家族ともども生命の危機を乗り越えることが重要なことはもちろんですが、自宅家屋が倒壊してしまったり、火災により消失してしまったりしたならばその後の生活に大変な影響が出てしまうことは言うまでもありません。「ウチは保険に入っているから火事が起きても大丈夫」という方、それは「地震保険」ですか? 通常の火災保険は「地震災害」による被害を補填しないことをご存知ですか? 阪神淡路大震災ではこれを知らなかった方が多く、多くのトラブルが発生しました。まずは「地震保険」の基本について勉強しましょう。

大地震であなたの財産はどうなる?

上海
あなたの大切な財産が一瞬で無くなってしまう可能性のある大地震が今そこまで来ています。
地震による火災の被害は、火災保険に付帯している地震火災費用保険で被害の一部(保険金額の5%、300万円限度)が支払われるのですが、それ以上の火災による損害や倒壊による損害については別途「地震保険」に加入していなければ補償されません。

地震保険の対象になるのは「居住用の建物」と「家財」です。単独では加入できず、必ず住宅火災保険や住宅総合保険、マンション保険、新型火災保険などに付帯する形で加入します。保険金額は、主契約の火災保険の30%から50%の範囲で任意に設定し、保険金額の限度は、建物が5,000万円、家財が1,000万円までとなっています。さらにこの金額は新築時のものではなく、時価によるものですので、地震保険による立て替えなどは到底できない金額しか支払われません。さらに、保険会社の算定基準による評価によっても支払い金額は減額されてしまいます。

地震保険の支払い保険金の算定方法は、損害の程度を「全損」「半損」「一部損」に分けて支払われますので、たとえ「地震保険」に入っていたとしても、自宅家屋の損害がそのまま戻ってくることはありません

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和田 隆昌

災害危機管理アドバイザー。不慮の疫病で生死をさまよった経験から「防災士」資格を取り、災害や危機管理問…

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