防災関連情報

更新日:2001年06月15日

地震の備えNO,1/ 独自の防災マニュアルを作ろう グラッと来たらテーブルの下?

実際に被災された方々から頂いたメールには、貴重な「生きた情報」がいっぱいでした。防災マニュアルを見るだけではいけないのです。

どんなに大きい地震でも、揺れている時間は「1分程度」です。阪神淡路大震災では、約20秒。関東大震災の時は、少し長くて約2分。みなさんはこの時間を短いと思いますか? 長いと思いますか? 阪神淡路大震災を経験された方に頂いたメールでは「今までの人生で、経験したことのない程長く感じた時間」とありました。

その間に出来る事は限られています。しかし、その時に火を使っていたのならば素早い対応が必要です。火災の原因にもなりますし、揺れの為に沸騰したお湯が入った鍋がひっくり返り、大やけどを負った方もいました。火を消したらすぐにそこから離れましょう。

これは、火のそばだけに限らず、照明や家具、窓ガラスなどからも離れましょう。「テーブルの下に隠れる・慌てて外に飛び出すな」は、このような事に対処する為の「推奨された心得」なのです。

大切なのは、机の下に隠れるのではなく、そのような危険なモノは置かないこと

家具も、冷蔵庫も、テレビも「固定する」という事ではないでしょうか?

これらは、防災専用用品が必要だと思われがちですが、日用品でもかなり代用できます。是非、実践してみてください。詳しい内容は、次回「地震の備え」でお伝えします。

ポイント
□ 自分の家の危険度を知っておく
まずは建物の構造から!" >耐震診断もおすすめです。

□ 避難に有効な出口を確認する(2つ以上)
倒壊の危険がある家も、ない家も、外には逃げなければいけません。瓦や塀などの、倒壊したり落下の恐れがある出口は    避けましょう。

□ 危険なものは置かない
花瓶やコップなどの割れるもの、時計や額縁、絵画などの落ちる物は固定しておきましょう。

□ ガラスの飛散対策
こちらは、飛散防止フィルムなどの商品名で市販されている物のほうがいいでしょう。代用品ですとガラスの見た目が悪くなります。

□ 家具の震災対策
L型ステーやヒートン、バンドやベルトでも十分代用できます。
防災メモ        耐震診断
災害時に、自分のお家が倒壊しない為には、事前の準備が必要です。要するに、「家」の健康診断です。出来れば有料で診断した方が正確な数値が出るようです。ただし、悪徳業者には十分注意して下さい。

きちんとした診断をして、悪いところがあれば修繕する。何処も悪くなければ、次のステップ「家具などの震災対策」をしましょう。しかし、これらはなかなか実行されにくい事なのです。まだ起きないモノに対しての対策というのは、金銭的にも、精神的にも、非常に損をしたように感じられるので、思い切りが必要です。

関連記事:地震への備えNO.2

誰の為に備えるのか?
 

グラッと来たら机の下?

(執筆者:荒井 健一)

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和田 隆昌

災害危機管理アドバイザー。不慮の疫病で生死をさまよった経験から「防災士」資格を取り、災害や危機管理問…

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