フェレットの飼い方

更新日:2002年11月30日

基本シリーズ1 フェレットの飼い方

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何事も基本は大事。フェレットの基本的なコトを理解して、自分に合ったペットかどうか判断してみて下さい、もしあなたに合ったペットであれば、最高の家族になるでしょう。

★予防できる病気

  • 犬ジステンパー症
    犬ジステンパーウィルスが原因の疾病です。本症に感染している動物の唾液や鼻汁に触れたり、ウィルスを吸引したりすることで感染します。また、不適切なワクチンの接種によっても感染します。フェレットは犬ジステンパーにかかると1週間の潜伏期間の後発症し、通常、1週間以内に死亡してしまうそうです。残念ながら、治療法はないそうです。かかってしまったら命取りとなる病気ですから、しっかり予防しておきましょう。最も有効な予防法は定期的なワクチンの接種です。但し、ワクチンは犬用のものを代用することになりますので、ワクチンを接種することにより起こりうる副作用等については十分な時間をかけて獣医師と話し合うべきでしょう。

  • フィラリア症
    犬糸状虫が感染することによって起こります。蚊が媒介する病気で、感染している動物の血を吸った蚊が、フェレットの血を吸う際に感染させます。犬と同じように蚊の出る季節から、蚊がいなくなって1ヶ月後までの期間予防薬を飲ませることで予防できます。犬用の予防薬にはいくつかの種類があり、また犬ジステンパーワクチンと同じように犬用のものを代用しますので、予防薬を投与する前には獣医師と話し合うべきでしょう。

★管理する上で気を付ける事。

  • フェレットは人間のインフルエンザにかかりますので、人間がインフルエンザにかかっている時はフェレットにうつさないために接触は控えます。
  • 犬や猫の風邪にもかかりますので、他のペットが体調を崩しているときには接触は控えさせます。
  • 便を毎日観察し、変色していたり、ゆるくなってきたらすぐに治療する事(繊維質の取りすぎによる可能性のある場合には、1日くらい様子を見た方がいいかと思います)。
  • 毎日トイレの排泄物を片づける事。
  • 水は毎日替える事。
病気にはならない方がいいに決まっています。
でも、予備知識として主な病気や治療方法について知っておく事は飼い主として安心できることではないかと思います。安心して終わりにすることのないように、あなたのフェレットが快適に過ごせる環境を作ることを一番としてあげて下さい。


≪生物学的特徴≫

頭 胴 長 雄約40cm、 雌約35cm
体 重 雄1.2~2.5kg、 雌0.5~1.5kg
寿 命 平均8~10年
性 成 熟 8~12ヶ月
発 情 期 3~8月(約120日間)
排 卵 交尾排卵(交尾後30~40時間)
妊 娠 期 間 約42日
産 子 数 平均8(2~17)頭
離 乳 6~8週


≪主な病気≫

●エストロジェン中毒症
メスにおきる病気で、発情しても交配せずに排卵されない状態が長く続くとおきる病気である。
症状は、元気がなくなる、食欲減退、陰部肥大、後足の脱力、脱毛など。
避妊されているメスであればおきない病気であるが、「避妊済み」として売られているフェレットで避妊していないものもあるようなので、メスを購入した場合には要注意かもしれません。

●副腎疾患
アメリカのフェレットフード、早過ぎる性腺摘出によるホルモン異常(?)などが原因としているらしい。
症状は、脱毛、体重減少など。
脱毛は尾に尻尾からはじまり、身体の毛もほとんど抜けてしまうようになる。
尻尾の脱毛に気がついた段階で獣医さんに行くようにするといいと思う。

●異物摂取
消化できない物(=食べ物以外の物)を摂取すること。
1才以下の若い子がおもちゃをかじって飲み込んだりしておきることが多いらしい。
症状は、嘔吐、食欲低下、黒いタール状の便など。
若い子を遊ばせるときには、おもちゃを飲み込まないように注意する必要がある。また、おもちゃでなくとも毛を飲み込んで、それが胃の中で固まりヘアーボールとなることもある。
ヘアーボールは猫用に市販されている毛玉を溶かす薬を与えるといいであろう。

●ジステンパー
死亡率の高い伝染病。
症状は、発熱、食欲不振、鼻汁、気管支炎など。
犬用のジステンパーワクチンを接種することにより予防できるので、室内だけで飼っているとしても空気感染もある病気なので、予防接種しておいて欲しい。

●インフルエンザ
「風邪」です。
困ったことにフェレットは人間の風邪も犬の風邪も猫の風邪ももらってしまえるので、家族、他のペットが風邪気味なときには注意が必要である。
症状は、鼻汁、くしゃみ、咳、発熱など。

●フィラリア症
多くはない、けれど予防できる病気なので書きます。
蚊が媒介する病気で、死亡率の高い病気でもある。
症状は、呼吸困難、腹水、咳、食欲低下など。
犬で多く知られているが、猫にだって人間にだって感染する病気です。
フェレットは身体が小さいため、数匹のフィラリアにより重篤な状態になるので予防するべきであろう(蚊のいる時期に毎月予防薬を飲ませて予防します)。

●リンパ腫
リンパ節の腫瘍です。
腫瘍のできる場所(リンパ節)により症状は異なるが、フェレットの身体をまんべんなく触ることにより腫瘍(しこり)ができているのが発見できる。
毎日、遊ぶときには身体中をチェックさせてもらうようにし、しこりに気が付いたら獣医さんに行くようにして下さい。

●尿石症
尿道結石や尿道閉塞のことです。
灰分の多いフードや細菌・ウィルス感染が原因らしい。
メスよりはオスの方が尿道が細く長いため発症しやすい傾向にあるらしい。
症状は、排泄困難、血尿、排尿痛など。
できてしまった結石を溶かす・除去することにより回復する。
排尿時の異変に気が付いたら、獣医さんに行くようにして下さい。

(執筆者:村田 亜衣)

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