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ニューギニアタイパン

毒ヘビ51匹飼育事件の記事をアップしたことに関連して、先だってスネークセンターで撮影してきた毒ヘビたちをこの機会にアップです!世界最凶の毒蛇タイパンの一つ・ニューギニアタイパンです!

執筆者:星野 一三雄

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ニューギニアタイパン

学 名Oxyuranus scutellatus canni別 名:パプアンタイパン、タイパン英 名:Papuan taipan, New Guinea Taipan 分 布:ニューギニア島南部全 長: 2m 最大2.9m

非常に有名なコブラ科の毒ヘビ・タイパンの亜種です。

タイパンの分類はインランドタイパンの項を参考にしてください。単にタイパンといえば、Oxyuranus scutellatus を指します。タイパンはオーストラリア北東部沿岸域に生息する基亜種のコースタルタイパンO. s. scutellatus とニューギニア島に分布する本亜種O. s. canni の2亜種に分けられています。

特徴的な斑紋はなく、体色は通常赤褐色から黒褐色で、頭部が白っぽいことが特徴です。

開けた森林や草原、サトウキビ畑などの耕作地等で生活し、昼行性で主に小型の哺乳類を食っています。

卵生で、7-20個の卵を産み、64-68日をかけて孵化に至ります。孵化した幼体は30cm程度であるということです。

世界最強の毒ヘビであるインランドタイパンに及びませんが、それでも非常に毒性が強く、動きも速いため非常に危険な毒ヘビです。また、沿岸部に分布していて人間の生活空間と比較的近いため、被害も多かったようです。

クサリヘビの仲間と異なり、この手の毒ヘビは見た目上、普通のヘビですから、もうこんなのを飼育するなんてちょっと理解に苦しみます。

咬まれたら死を覚悟しなくてはいけません。なんと言ってもDeadly Snakeなんですから...

マジ、ヤバイです。

動物愛護法による「特定(危険)動物」に指定されており、飼育に際しては都道府県知事の許可が必要ですが、まず許可はおりません。

ニューギニアタイパン
ジャパンスネークセンターの展示個体
赤っ恥をかかない程度の知識
  • 非常に有名な毒ヘビ・タイパンのニューギニア亜種
  • 最強の毒を持つと言われるが、最強はインランドタイパン
  • 卵生

飼育の基本情報飼育は勧められないので飼育情報は掲載しません※解説海外サイトを参考にしました。

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