毎日の野菜・フルーツレシピ/フルーツの栄養・効能

アボカドの栄養や効果・選び方・保存方法は?

森のバターと呼ばれているアボカド。アボカドはフルーツには珍しく、多くの良質な油分と栄養素を含んだ栄養価の高い果物です。アボカドは女性に嬉しい効果をたくさん含んでいますが、食べ頃のアボカドの選び方や黒く変色させない保存法などもご紹介します。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

アボカドの栄養や効能とは?

アボカド ごつごつとした皮の中身は、きれいなクリームイエローの果実と大きな種です


森のバターと呼ばれているアボカド。フルーツには珍しく、多くの脂肪分と栄養素を含んでいます。脂肪分の取りすぎは、成人病の原因になりやすいところですが、アボカドは別。アボカドの脂肪分は不飽和脂肪酸と言い、オレイン酸やリノール酸といった、コレステーロール値を下げる機能があります。この他にも、カリウム、ビタミンE、ビタミンB群、食物繊維などを含み、ギネスブックに世界一栄養価の高い果物と認定されています。

<目次>
 

アボカドの栄養や効果とは?

アボカドには豊富なビタミンと良質な油分が含まれています。これにプラスして、ビタミンA・B・D・Eが多く含まれており、鉄分、カリウム、葉酸など女性にうれしい成分も多く含まれています。特に抗酸化作用のあるビタミンEは、フルーツから摂取しにくい成分なので、大変貴重です。

また、2割を占める油分は、コレステロールを減らしてくれるリノレン酸が多く、動脈硬化予防や中性脂肪を減らす効果が期待できます。
 

アボカドの選び方

よいアボカドの選び方。
確認するのは、皮の色・皮の弾力・ヘタです。
  • 皮の色がチョコレート色のものが食べ頃です。緑色の場合は、常温で追熟させます
  • 手に持ったとき、吸い付くような弾力があるものが食べ頃です
  • ヘタの周りが皮から浮いてきて、取れそうなくらいなものは食べ頃です
 

アボカドの保存方法

アボカドの保存。
切った途端に変色が始まるので、すぐにレモン汁をかけてあげましょう。
  • 熟したものは、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存。2~3日くらい持ちます
  • 切ったアボカドは、種を取り除いた状態で保存します。空気に触れることで黒ずむので、切り口にレモン汁をかけて、空気を遮断するようにラップをして、冷蔵庫で保存
  • 熟したものなら冷凍保存できます。食べるときは自然解凍します

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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