毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の栄養・効能

大根の栄養・選び方・保存方法

冬野菜として知られている大根は、寒い季節になると水分と甘みが増し、旬を迎えます。ここでは大根の栄誉・選び方・保存方法を解説しています。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

生ならシャキシャキ、時間をかけて煮込めばトローリ、色んな味わいを楽しめる野菜です

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白く、スベスベとした肌を持つ大根。ずっしりと重く、長いので、カットされたものを選ぶ方が多いのではないでしょうか。ところで、大根は部位によって味が異なることをご存知ですか。葉に近い部分は生食向き、真ん中は煮物向き、そして根のように細くなっている部分はおろし向きです。1本買えば、色々おいしい大根。これからは、1本買いにぜひ挑戦してみてください。

大根の栄養

大根は根にビタミンCと消化酵素のアミラーゼが多く含まれています。消化を助け、胸やけや胃もたれの解消に一役買ってくれます。また、捨てがちな葉にはカロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維など、根より豊富な栄養が含まれています。どちらも冬場にうれしいビタミン源ですね。

よい大根の選び方

よい大根の選び方
大根を一本買うときは、葉が青々と茂っているものが特におすすめです
  • 一本買いの場合、葉に近い青首の部分が青く、白い部分が白いものを選びます
  • カット大根は、切り口を見て、スが入っていないものを選びます。 ※スとは、水分が抜けてしまうためにできるものです。断面の繊維が浮き上がっており、乾燥するとできてしまいます
  • ずっしりと重いものは、水分がたっぷりで新鮮な証拠です
  • 葉がついているものは、青々しているものを選びましょう


  • 大根の保存方法

    新聞紙にくるむ
    カット大根は、切り口から水分が蒸発するので、しっかりラップしましょう
    • 葉から水分が蒸発してしまうので、買ってきたら葉は切り落とします
    • 一本買いした場合、ラップか湿らせた新聞紙に包んで、冷蔵庫か冷暗所で保存します
    • カットされたものはラップに包んで、冷蔵庫で保存します


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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