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"アルビノ"ネルソンミルクスネークとは? 基本情報と飼育方法

今回は、"アルビノ"ネルソンミルクスネークの基本情報と飼育方法をご紹介いたします。"アルビノ"ネルソンミルクスネークは、新大陸を代表する美しく派手なナミヘビ・ミルクスネークの亜種の一つであるネルソンミルクスネークの色彩変異個体です。

執筆者:星野 一三雄

"アルビノ"ネルソンミルクスネークの基本情報

"アルビノ"ネルソンミルクスネークの基本情報と飼育方法

撮影協力:Dragon Head(於:九州レプタイルフェスタ)

"アルビノ"ネルソンミルクスネーク
学 名Lampropeltis triangulum nelsoni別 名:ネルソンミルクヘビ英 名:Albino Nelson's Milksnake分 布:メキシコ(中西部とトレマリアス諸島)全 長:最大100cm程度

新大陸を代表する美しく派手なナミヘビ・ミルクスネークLampropeltis triangulum の亜種の一つであるネルソンミルクスネークL. t. nelsoni の色彩変異個体です。ミルクスネーク全般に関しては「"アルビノタンジェリン"ホンジュランミルクスネーク」の項をご覧ください。

ネルソンミルクスネークは、亜種の中でも中型のタイプで、色彩の特徴は吻部の白色部分が大きいことです。また胴体の全てのバンド模様は腹側まで回っており、さらに赤色バンドの数が少ないため面積が大きく、アルビノになるとひときわ赤い部分が大きくなりゴージャスな感じになります。

とにかく赤い部分の面積が大きくて目の覚めるような色彩のヘビです。一般の方に見せたら、たぶんこんなきれいなヘビがいるなんて...とビックリされるでしょうね。

赤っ恥をかかない程度の知識
  • ミルクスネークのメキシコ産亜種の一つ
  • 赤い部分が大きく黄色いバンドと黒いバンド(アルビノの場合は白いバンド)が小さいので、べったりと赤が塗られている感じに見える
  • 亜種の中ではそれほど大きくならない
 

"アルビノ"ネルソンミルクスネークの飼育方法

飼育容器
フタがしっかりとできるプラケース。高さの低いフラットプラケでも可。大きさはよく言われるようにヘビがとぐろを巻いたときの3倍程度以上の床面積があればよい。

温度
特に保温の必要はないが、消化不良をふせぐためフィルムヒーターをケースの下に敷くと良い。繁殖を考えるのならば冬期に12℃程度で2~3ヶ月くらいクーリング。

照明
特に必要なし

床材
ウッドシェイブなど。新聞紙やクッキングペーパーでも良い。水などをこぼした後はすぐに交換する

容器内レイアウト
体全体が浸かるような水容器とシェルターを設置する。


大きさに合わせたマウス。冷凍を解凍したものでよい。

基本的な世話
いわゆるナミヘビの飼育方法
  • コーンやキングに比較すると神経質なので、ハンドリング等は慎重に行う
  • 脱皮前はそっとしておく
  • シェルターは脱皮の時のとっかかりになるようなザラザラした素材
  • など
※飼育等の基本情報は海外サイトおよび「クリーパー No9. 2001(クリーパー社)」を参考にしました。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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