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ゲイリートゲオアガマの基本情報と育て方

ゲイリートゲオアガマについての基本情報と飼育方法をご紹介します。幼体時は白っぽい地色に褐色のバンドとオレンジ色のスポットが美しく、成体になると赤みがかったオレンジ色から緑色や明るい黄色が体側などに乗って非常に美しいというか派手になる特徴のある個体です。

執筆者:星野 一三雄

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ゲイリートゲオアガマの基本情報

ゲイリートゲオアガマの基本情報と育て方

ゲイリートゲオアガマの基本情報と育て方


学 名Uromastyx geyri別 名:-英 名:Saharan spiny-tailed lizard,Saharan Uromastyx分 布:アフリカ北部(アルジェリア南部、マリ東部、ニジェール北部など)全長:28-35cm程度

乾燥系中型トカゲの代表種トゲオアガマの1種です。トゲオアガマ一般の分類や生態に関してはサバクトゲオアガマの項を参照にしてください。

幼体時は白っぽい地色に褐色のバンドとオレンジ色のスポットが美しく、成体になると赤みがかったオレンジ色から緑色や明るい黄色が体側などに乗って非常に美しいというか派手になります。

春に8-20個ほどの卵を産み、33-35℃で50-70日ほどで孵化します。孵化した幼体は4-6cmで成体よりは動物食が強いようです。

いやはや、今まではあんまりトゲオアガマって興味がなかったんですが、乾燥系、あまり大きくならない、繁殖可能、って考えたら俄然興味が出てきました。ちょっと、これはマズイな...手足ぷくぷくの幼児体型もかわいらしいし。自分で繁殖させて幼体を見たくなっちゃいました。CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種

 

ゲイリートゲオアガマの飼育情報

飼育容器 90~120cmクラス以上の水槽など 温度 ホットスポット部は45~50℃、低温部は27~32℃。夜間は20℃前後にする。 照明 紫外線灯とバスキングランプが必要。紫外線灯はできれば複数。 床材 爬虫類用の砂漠の砂など 容器内レイアウト ブロックなどでホットスポットとシェルターを作る。水入れは設置しない。 餌 植物食なので野菜を中心に与える。ときどきコオロギなどの昆虫も与える。 基本的な世話 乾燥系トカゲの飼育に準ずる
  • ケージ内に温度勾配をつける
  • カルシウムの添加は必須。ときどきビタミン剤も添加する
※「飼育の基本情報」は「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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