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ターコイズモニター

もしかして久しぶりのモニターは第5弾!なかなか見ることができないターコイズモニターです!

執筆者:星野 一三雄

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ターコイズモニター
写真提供:Varanus-大蜥蜴-

ターコイズモニター

学 名Varanus caerulivirens別 名:アサギオオトカゲ、ハルマヘラブルーテールモニター、ハルマヘラピンスポットモニター英 名:Turquoise Monitor,Halmahera Blue Tail Monitor,Halmahera Pin-spotted Monitor分 布:インドネシア(モルッカ諸島のハルマヘラ島)全長:110cm程度

1999年に新種記載された新しいモニターです。コガネオオトカゲと同様にマングローブモニター亜属Euprepiosaurusに属しています。

名前からわかるように、黒色から灰褐色の地色に青緑色の細かい斑紋が散在し、体側にはさらに黄色みがかっています。特に四肢は先端部ほど青みが濃くなり、一方で下顎がピンク色に発色する個体もいるといった非常に美しい体色のモニターです。

自然下での生態等はほとんどデータがなく、よくわかっていませんが、飼育下では樹上性が強く、水にもよく入るということなのでマングローブモニターの仲間として典型的なタイプであると思われます。自然下では昆虫類、サソリ、カエルなどを食べていた、という報告があります。

ほとんど流通することがなく、非常に高価です。現地でも数は多くないようで、今後もどのくらいの流通があるのか、まったく予想がつかない幻のモニターといえるかもしれません。

CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種



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飼育の基本情報
飼育容器底面積150cm×80cmクラス以上の飼育施設が必要。立体活動も行うので高さも十分に。さらに通気性も重要。
温度基本は26℃程度。ホットスポット下は50℃前後で設置。容器下にフィルムヒーターを敷く。ケージ内に温度勾配を作ること。
照明爬虫類用の紫外線灯やバスキングランプが必須。できれば直射日光で日光浴をさせる。
床材ヤシガラ土など、多少湿度を保持できる素材を厚めに敷く。
容器内レイアウト止まり木になるような太めの枝を一本だけ斜めに立てかける。水にはあまり入らないので、水容器は小さめでよい。
コオロギを中心にウズラ、マウスなどを少量。栄養添加剤は必須。
基本的な世話オオトカゲ類の飼育に準ずる
  • 多湿を好むので、定期的に霧吹きをする。
※「飼育の基本情報」は「大蜥蜴世界(マリン企画)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド オオトカゲ&ドクトカゲ(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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