両生類・爬虫類関連情報

更新日:2006年04月21日

ケヅメリクガメ

久しぶりのリクガメの仲間たちです。第7弾は、もっともポピュラーなケヅメリクガメです!もちろん飼育を勧めない解説であります...

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ケヅメリクガメ
写真提供:オーナーズフィッシュ

ケヅメリクガメ

学 名Geochelone sulcata別 名:-英 名:African Spuerred Tortoise分 布:アフリカ中部甲 長:最大83cm

世界で3番目に大きくなるリクガメです。

名前の由来になっている後ろ足の付け根付近の「蹴爪」のように発達した突起があることが特徴です。また、基本的に成体は全身がほとんど灰褐色から薄い褐色一色になり、他のリクガメのように斑紋や色彩がないことも特徴です。ただし野生の個体の写真では砂埃で汚れていて目立たないのですが、背甲の甲板どうしの継ぎ目部分が暗褐色になっている場合も多く、飼育されていて汚れていない個体を見ると思いがけない美しさに驚かされます。

特に乾燥した環境に適応しており、自然下でも乾燥したサバナ気候やステップ気候の気候区で生活しています。本種が生息している環境は日中は非常に日差しが強く高温になり、夜間は非常に低温になるような場所ですので、主に明け方と夕方に活動しており、日中と夜間は深い穴の中でじっとしているような生活をしています。植物食性で、野草やサボテンなどの多肉植物を食べています。

かつてのようにWCの成体が輸入されることはなくなりましたが、主にアフリカ西部の国々で繁殖されたCBの小さな幼体が大量に輸入されて、比較的安価な価格帯で流通しています。しかしながら、成長も早く非常に大きくなるため飼育を続けていくためには一部屋を使って放し飼いにしたり、大規模な飼育施設が必ず必要になるため、安易な気持ちで初心者の方が飼育を始めることは避けるべきです。また、適切な飼育環境を用意して維持していくことも大変な費用や労力が必要になることも忘れてはいけません。少なくとも、私は飼えません。うーん...どうすれば飼育の大変さを伝えることができるんだろう...ただ、もちろんすべての大変さをクリアして、しっかりと飼育できたらこんなに素敵な爬虫類もきっといないんでしょうけど。

CITES(ワシントン条約)の付属書II類掲載種

飼育の基本情報
飼育容器幼体は60~90cmクラスの水槽や衣装ケースなど。成体は最終的に部屋での放し飼いや屋外飼育。
温度一般的なリクガメ飼育よりも高温に設定する。28~32℃を基本の温度とし、38℃程度のホットスポットを準備してケージ内に温度の勾配を作る。シートヒーターなどで底面からの加温も必要。
照明紫外線入りの爬虫類用蛍光灯など
床材乾燥状態を維持できるもの。誤食に注意すれば新聞紙でもよい。
容器内レイアウトシェルターを常設する
植物食。低タンパク高カルシウムの野菜・野草など
基本的な世話一般のリクガメ飼育の通り。特に
  • 幼体時の低温に注意
  • 低温の空気に注意
  • 高タンパクの餌の揚げすぎに注意
※「飼育の基本情報」は「クリーパーNo11(クリーパー社)」「AQUQRIUM SERIES ザ・リクガメ(誠文堂新光社)」を参考にしました。


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星野 一三雄

5歳でのミドリガメ飼育を最初に、物心ついた頃から、三度の飯より生き物好きの暮らしを送る。両性爬虫類の…

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