ロイヤルディアデムスネーク
ところが!地味な感じが多いディアデムスネークたちの中で唯一、ド派手な種類がいるのです!それが、はい!こちら!
見て下さい、このギラギラ感!この色彩!これならば、変態ヘビマニアでなくとも、とりあえず「ほぅ...」と目を惹かせるくらいはあるでしょう。
このヘビ、名前も大げさで「
ロイヤルディアデム(ラット)スネーク」といいます。ディアデムスネークの
S. diademaの亜種のひとつで
S. d. atricepsまたは独立種として
S. atricepsともされています。オスは上の写真のように頭部に赤・黒・黄色がまだら状の斑紋が入るため、まるで「三毛猫」のようであるため「ミケヘビ」という和名が与えられています。メスはやや地味ですが、個体によっては下の写真のように頭部が非常に鮮やかなメタルレッドに発色し大変美しいといえるでしょう。
日本ではあまりメジャーなヘビとは言えませんが、アメリカやヨーロッパではCB化が進んでおり、時折まだ発色していないCBベビーが比較的安価に流通しています。幼蛇は地味ですが、成長に伴う発色を期待して育てる楽しみがあるヘビです。
なんたって「ロイヤル」なんですから...
飼育自体は普通のナミヘビと変わることはなく、丈夫で飼育しやすいヘビです。マウスも食います。ただし性質は
比較的荒く、アグレッシブなのでハンドリング等には向かないヘビでもあります。こういうところは実に私好みなんですが...
その他のディアデマたち
さて、せっかくの金メダル記念企画なのですから、ディアデムスネーク以外のディアデマたちもご紹介しましょう。実は「diadema」というラテン語はさまざまな生物の学名に使われているんです。
ヘビでは他属になりますが「
カンムリキリサキヘビLytorhynchus diadema」も英名では「Sand Diadem Snake」で立派に「ディアデマ」しています。こちらも時々流通しています。
次はカメの「ディアデマ」として、南米のヤマガメ「
カンムリヤマガメRhinoclemmys diademata」も学名にディアデマが入っていることに注目。南米のヤマガメもあまりメジャーに流通しているわけではないので目にする機会は少ないでしょう。
さらに爬虫類以外でも「ディアデマ」の名を冠した生物はたくさんいます。
中でも注目は属名がそのままズバリ
Diadema属である
ガンガゼDiadema savignyi 。ご存じない方もいらっしゃるかもしれ%17んが、でっかくて棘が刺さると、ものすごく痛い有名なウニです。冠みたいな大きなウニだからでしょうか...
ざっと、ネットで検索したらこんなにありました。
- オニフジツボCoronula diadema(甲殻類・フジツボの仲間)
- マドモチカセンBabelomurex diadema(軟体動物・巻貝の仲間)
- キアシホソルリミズアブActina diadema(昆虫・アブの仲間)
- ニジエビスSargocentron diadema(魚類・キンメダイの仲間)
- カンムリシファカ Propithecus diadema(哺乳類・原猿類の仲間)
- クラウンコーン(イモガイの仲間)Conus diadema(軟体動物・巻貝の仲間)
などなど...
うーん、どうやら「ディアデマ」って生物学の間でも大人気の言葉だったんですね。勉強になりました!
と言うわけで、実は私も荒川選手の金メダル獲得を記念して、ロイヤルディアデムスネークを購入しちゃいました。これで、これからずっと世話をするたびにトリノオリンピックの感動を思い出せるって寸法です!
いや、本当はすげー私好みのヘビだったから買っちゃったんですけどね。
※どうか、この記事が荒川選手に迷惑をかけませんように...祈
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