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ナメハダタマオヤモリ

地表性ヤモリの第5弾は人気のオーストラリアンゲッコー・ナメハダタマオヤモリ!

執筆者:星野 一三雄

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ナメハダタマオヤモリ

学 名Nephrurus levis levis別 名:ナイリクナメハダタマオヤモリ英 名:Common Knob-tailed Gecko
分 布:オーストラリア中西部全 長:120mm前後

大きな頭と泣き出しそうな表情で何となく哀愁を漂わせる人気のオーストラリアのヤモリです。

主に以下の3つの亜種に分けられるとされています。

上の写真は基亜種ナイリクナメハダタマオヤモリです。

生息環境は乾燥した荒れ地や砂漠で深い巣穴を掘って生活しています。夜行性で、昆虫などの小さい生物を食べています。

繁殖生態等の詳しい情報はニシナメハダヤモリの項を参照して下さい。

英名の「Knob-tailed(ノブテール)」はドアのノブのような尻尾のことであり、まさに本種の形態上の特徴をよく捉えている名前であると言えます。

アメリカでCB化が進んでおり、野生個体の輸出を禁じているオーストラリア産の生き物としては比較的流通が進んでいると言えます。しかしそれでも決して安価になったわけではないんですが。いわゆる乾燥系地表性ヤモリの飼育方法
  • 過度の乾燥は禁物。床材の表面は乾燥させつつ、深い場所は軽く湿らせる
  • 床材は床面積の1/4から1/3を湿らせた方がよい。
  • など

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    ナメハダタマオヤモリ
    撮影協力:オリジナル2
    飼育の基本情報
    飼育容器単独飼育ならば30から45cm程度のガラス水槽やプラケースでいいが、ペア以上ならば45から60cm程度のガラス水槽を使う。通気はしっかりと行えるように工夫すること。
    温度床材表面は28~30℃、ホットスポットは34~36℃程度にする。
    照明ホットスポットのみ必要
    床材細かい砂を厚めに敷く。
    容器内レイアウト小さめの水容器とシェルターを設置する。
    コオロギ・ミールワーム・ハニーワームなどの昆虫。
    基本的な世話
    ※「飼育の基本情報」は「ゲッコーの本(リアルエステイト社)」「爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2(誠文堂新光社)」および海外サイトを参考にしました。
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    ※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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