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| 背中の毛 |
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| 脇腹の毛 |
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| お腹の毛 |
猫の毛の役割
猫の毛は身体の模様を作り出しているほかに、いろいろな役割を果たしています。
・身体を守る
スフィンクスという無毛の猫をご存じですか？
全身完全な無毛ではありませんが、身体に毛がないため自分でカキカキしたり、他の猫のじゃれたり、どこかに身体をぶつけてしまうと、皮膚への直接ダメージが大きく傷になりやすいそうです。
毛は皮膚への直接的なダメージを保護するクッションの役割を果たしています。スフィンクスのような毛がない猫は、もしかしたら毛がないことで心細い思いをしているのでしょうか？？？
・自然環境への適応力
暑さ・寒さなどの気温変化、雨から身体を守るレインコート、紫外線のダメージなども毛があるために少なくてすみます。
・グルーミングをするため
これは毛がない猫も同じですが、猫は自分をキレイにするためだけでなく、精神を安定させるため（転位行動：不安や恐怖からの気分転換）によく毛を舐めます。
眠くなってきたときなど、一心不乱に毛を舐める姿をよく目にします。
舐めることで、毛に付いた汚れを落とすと共に、皮脂を全身に広げ、断熱、防水効果を高めます。
また皮脂は日光に当たることにより、ビタミンＤを作り出すことができるので、猫はそれを舐め取って体内に摂取します。
体調が悪い猫はセルフグルーミングを行わなくなるので、毛づやが悪くなったりもつれ始めたりします。猫のセルフグルーミングは健康状態のバロメーターともいえます。
毛の生え替わる周期
猫の毛の成長は周期的で、ヒトは連続的です。子猫（生後６ヶ月過ぎくらいまで～）は、毛が抜けにくいものです。
生まれた時期にもよりますが、猫の換毛期は秋と春で、その時期に成長過程の子猫は徐々に大人の毛に生え替わりよく抜けるようになります。
例えば春先に生まれた子猫の場合、最初の換毛期は冬前、秋に生まれた子猫は次の年の春から夏にかけて最初の換毛期を迎えます。
健康な若い猫の方が毛の抜け替わりは顕著で、歳と共に毛が抜けても生えるのに時間がかかるようになります。
