猫関連情報

更新日:2002年12月31日

猫が帰って来ない・・その時あなたは 迷い猫の探し方

外出したまま猫が戻らない場合、室内飼いにしていたのに脱走してしまった場合、飼い主のあなたはどうやって猫を探したらいいのか。必ず戻ると信じて、がんばって探しましょう。

記事:前ガイド戸松 佐恵美


あなたのお家の猫ちゃんは外出させていますか?何日も帰って来なくて、心配で眠れなかった事はないでしょうか?

例え室内飼いの場合でも、去勢をしていない為にメスを求めて網戸を破って逃げ出したり、引っ越しや大掃除などの時にパニックを起こして外に出てしまってそのまま帰って来ない・・という事もよくあります。

そんな時、いなくなってしまった猫はどうやって探したらいいのか、を記述させて頂きます。

しかしながら、いなくなってしまった「原因」によっては、もう戻って来ない事も考えられますので、(猫捕獲業者や虐待目的の心ない人間による連れ去り、何らかの事故死など)猫と最期まで一緒にいたい、と強く願われるのでしたら外出はさせない事が一番です。

◆猫が帰って来なくなる理由について

猫が外出したまま戻らなくなるケースでの理由は色々です。
まずは、交通事故。特に都会の猫の殆どの帰らぬ理由はこれでしょう。幹線道路を走っていると、必ず2-3匹は轢死している猫を見かけますし、首輪をつけている子も少なくありません。

また、猫はテリトリーを守る習性がある為、自分のエリアに自分より強い猫がやって来た場合、その猫に追われて逃亡する事があります。そうなると、その強い猫がそのエリアからいなくならない限り、元のエリアには復帰できません。

去勢していないオス猫の場合は、発情期にメスを追いかけて道に迷ったり、引っ越ししたばかりで、帰路が分からなくなったりする場合もありますし、車の荷台で昼寝をしているうちに、その車が動き出して別の街に連れて行かれてしまった、というケースも聞いた事があります。

更に、今年の2月に大々的にニュースになった福岡の猫虐待男のように、虐待を目的として連れ去る心ない人もいれば、お金の為に猫を捕獲して売りさばく人もいます。こういう方に連れ去られたらほぼ100%戻ってきません。

◆飼い主が最初にしなければいけない事

帰って来ない、と泣くのなんかいつでもできます。とにかく泣いていないで探しましょう。

室内飼いしている猫であれば、遠くへは行けませんので半径50m程度の範囲で探してみましょう。
ただ、名前を連呼しても出て来るとは限りません。室内飼いの猫の場合は「外に出てしまっている」という、いつもと違う状況だけで精神的にパニックを起こしている為、どこかの下にもぐり込んでひたすらじっと隠れている可能性があります。一度見ていなかったから、と諦めず、何度も何度も猫が入りやすそうな所を探してみましょう。

外出させている猫は室内飼いの猫よりは行動範囲が広いため、室内飼いの猫の約10倍の広さ(半径500m)を目安に探してください。

人間が立って見渡せる範囲だけでなく、縁の下などの低い所や、木の上などの高い所も注意して見て、猫の名前を呼んで反応がないか確認しましょう。

また、ただやみくもに探し回るだけでなく、警察、保健所、動物管理センター、区役所、清掃局、動物病院、に連絡をして該当する猫が保護されていないか、配達のある職業の店などには、見かけなかったかを尋ねて捜索の協力をお願いしておきましょう。
(悲しい事ですが、保健所や動物管理センターは、場合によると電話での問い合わせだと面倒がって確認せずに「いない」と答える人がいるそうなので、できたらご自身で確認すべく頻繁に訪ねられる事をお薦めします。)

尚、どうしても見つからない時にはペット探偵などに依頼するのもひとつの手ではあります。(見つからなかった場合は半額、という所も多いようですし)
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この記事の担当ガイド

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岩田 麻美子

猫との付き合いは40年以上。元・猫のブリーダーとしての17年の経験を生かし現在は東京都動物愛護推進員…

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