自分に合った犬種(犬)を選ぶ
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| その時々で、何が愛犬にとってのご褒美になっているのか?を考えるのも大切。 |
「まず、これから犬を迎えたいという方であるならば、自分に合った犬種(犬)を選んで頂きたいですね。流行っているからと、目に飛び込んできた犬を選んだものの、その犬種の特性をよく知らず、結局はどう扱っていいのかわからない、接し方を間違えてしまう、といったことで、問題行動へと発展してしまうこともありますので」(佐藤さん)
犬の気持ちを理解する
「世間には、しつけ本などが溢れかえっていますが、飼い主さんが犬をどうしつけるかというマニュアルやハウトゥが大切なのではなく、犬の気持ちを考えてあげることが先決です。犬にそのキャパがないのに、無理強いをしてしまったりすると、そこから深刻な問題行動につながるケースもあります。そのためにも、自分のコがどういう性格をしているのかを理解してあげることが必要です」(佐藤さん)
その時点でのご褒美は何か?を考える
「ご褒美というのは、ただ食べ物を与えたり、褒めたりすることではありません。例えば、あまりかまってもらえていないコの場合であれば、叱られたり、飼い主さんが大騒ぎをすること、つまり、飼い主さんの対応自体がご褒美になっていることもあります。それに気づかずにいると、ある問題行動が強化される結果となっても何も不思議はありません。その時々で、そのコが何を一番嬉しがるのか、何がご褒美になっているのかを考えることは大切ですね」(佐藤さん)
問題行動が出た場合には、いろいろな要素から原因を探る
「前のページで実例としてお話したフレンチ・ブルドッグがそうですが、問題行動が普段から強化されていたということの裏側には、散歩や運動、ふれあい、食事の与え方など、いろいろな要素が足りていないことが絡み合って、問題を引き起こしていました。何か問題が出た時には、単に縄張り意識からだろうなどと決めつけずに、様々な面から原因を探るように心がけてください。ちょっとしたことを気をつけるだけで、問題が解消するケースもあるのですから」(佐藤さん)
犬の気持ちを考えるということは、なにも腫れ物に触るように彼らと接するということでは決してありません。犬としての欲求が、ある程度は満たされるように考えてあげるということ。また、犬としての彼らを尊重してあげること、とも言えるでしょう。少なくとも、人間社会の中で私達につきあってくれているのですから、お互いに気持ちよく過ごせるようにしてあげたいものですよね。
【プロフィール】
佐藤えり奈さん/ペット心理行動カウンセラー中学時代にピーター・ネヴィル博士の「犬に精神科医は必要か」という本を読んだことがきっかけとなり、単身渡米。ミネソタ大学の生物科学部生態進化行動学科を卒業の後、学びの場をイギリスに求め、「英国COAPE公認資格」であるDiploma in the Practical Aspetcts of Companion Animal Behaviour and Trainingを修得。帰国後は、犬猫の気持ちをより重視した、ペット心理行動カウンセラーとして幅広く活躍中。【関連サイト】
犬猫のきもちを考えた 英国式ペット心理行動カウンセリング(佐藤さんのオフィシャルサイト)
【写真提供】
ペット心理行動カウンセラー 佐藤えり奈さん
【撮影協力】
Cafe & Dining Dinette
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