文章:坂本 光里(All About「犬」旧ガイド)
珍しい犬種に出会えるしあわせ
師走にも関わらず盛況だったFCI東京インターナショナルドッグショー
ドッグショーは、犬種ごとのスタンダードを基準に個体を審査し、ブリーディングの質を高めていくことを目的に(財)ジャパンケネルクラブが主催しているイベントですが、中でもインターナショナルドッグショーは規模的にも大きく、出陳数も多いので、犬ガイドとしては見逃せないイベントのひとつとなっています。
延々行われる審査をじーっと見ているだけなんて、なんだかつまらなそうと言うなかれ。たとえば、自分の飼っている愛犬のスタンダードというのはどういうものなのか、どんな個体がよいとされるのかを知ることは決してマイナスではありませんし、いまいる子は別として次の子を迎えるときにはおおいに参考になることもあります。
また、ズラリ並んだチャンピオン犬たちを観ながら、お気に入りの一犬を応援してみたり、自分の愛犬に面影が似た子に肩入れしてみたりという楽しみ方もあるでしょう。
そしてそして、もうひとつ、ドッグショーの大きな楽しみと言えば、なにより多くの犬種(およびその飼い主)、多くのブリーダーたちとのコミュニケーションがとれることなんです。もちろん滅多に見ることのできない珍しい犬種に出会うこともできますしね。
★ニューファンドランド
カナダのニューファンドランド島で漁師のよきパートナーとして愛された犬種。
泳ぎの能力を活かし、現在では海や川で溺れた人を助ける人名救助犬として活躍。
冷たい海の中でも耐えられるよう全身が厚いコートで覆われています。
念入りにブラッシングされた、見事に輝くコートに思わずため息!
情報収集には絶好のチャ~ンス
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★ブービエ・デ・フランダース
小説「フランダースの犬」のモデル犬。 16世紀頃からフランス・ベルギー国境に位置するフランダース地方で牧羊犬として飼われていましたが、現在では盲導犬や警察犬として活躍しています。素直で子供好き、気配り上手な性格ですが、見知らぬ人に対しては警戒心が強いので番犬の役目もできるとか |
たとえば、今回の東京インターには107犬種、1512頭が参加(JKC調べ)しましたが、インターナショナルドッグショーには日本じゅうの専門ブリーダーが多数参加していますから、興味のある犬種が10グループのうち、どこに属しているかをあらかじめ調べておき、出番を待っているハンドラーさんやブリーダーさん、そしてリンク周辺にいる飼い主さんたちをつかまえてお話を聞くことができるわけです(もちろん出陳直前は無理なので、タイミングを見計らってですが…)。
また、どの方がお目当ての子をハンドリングしているかさえわかれば、あとでパドックに行き、チャンスを見つけて声をかけてもいいでしょう(午前中にブースだけ確認しておいて午後にコンタクトするのが◎)。
★ブラッドハウンド
8世紀初頭ベルギーの修道院で育てられていた大型のハウンドドッグ。
3歳になるオスカーくんはすでに45キロあるそうです。
日本ではほとんど繁殖されていないので、アメリカからパピーのとき輸入したとか。
気がやさしくて甘えん坊、社交性が豊かなので海外では
AAAや子供の教育現場で活躍しているそうです。
★ボーダーテリア
「ボーダーテリアが欲しくて日本中探してやっと出会えたんです」
と嬉しそうに語る飼い主さん。
-->>まだまだ続きます!