大学受験学校情報

更新日:2007年07月11日

失敗しない!夏期講習の効果的な受け方

現役の高校生の場合は、夏はまとまって時間が取れる一番大きな期間。夏のチャンスを逃さないで、秋に大きく飛躍するためのポイントを解説していきます。

夏は過去問を演習する時期!

夏休みに赤本に取り組み、わからない点を洗い出し自習できるのであればまったく問題ないが、自習レベルに達していない(そもそも何がわからないかすらわからない)としたら、各予備校がやっている講習会に参加するべきだろう。「過去問は2度と出ないから、一生懸命取り組んでもムダでしょ」と考える人もいるが、国公私67大学は過去問から新しい入試問題を出していくとすでに発表している。今後、過去問の重要性はさらに大きくなっていくでしょう。

他に、過去問は大学傾向に慣れるだけでなく、実践的な基礎力を身につけるために必要不可欠なものでもある。よくあるのだが、実践問題で自分の持っている知識をどう発揮するかがわからない場合がある。いつもブツ切れの問題集・単語集にどんなに取り組もうとも、知識を総動員する実際の入試では使い方、実践方法がわからなければ何も役に立たない。

基礎から応用へと段階的に進んでいるという勉強の印象は、受験に関しては間違っている。基礎ができても応用がまったくできないことが多い。基礎を応用に結びつけることができるかが、入試の合否をわけるポイントになるのだ。

夏期講習は志望校を想定して受講を

当然ながら、志望校の過去問を演習する授業がもっともふさわしい。ただし、自分の受験する大学のみを扱っている授業が望ましい。「早慶英語」であれば、早稲田と慶応ではまったく受験形式が違っており、慶應志望なのに早稲田を受験する場合は大きな負担となる。つまり、「慶應英語」「東大英語」「東大数学」などを受講する必要があるのだ(超難関大以外はない場合があるのでご了承を)。受講していれば、傾向と対策が自然に身についていくだろう。

受講に際しては、予習が不可欠。授業で不明な部分を確認しておこう。それでもわからない場合は、必ず質問して不明箇所をなくしておこう。授業後、予習以上の復習を行えば必ず効果が出てきます。復習は、講座終了後に不明箇所を中心に問題をやり直しておくこと。

以上が実践できれば、夏の天王山はラクに越えることができますよ。



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吉田 敦彦

河合塾の英語科専任講師を経て、代々木ゼミナールで19年間活躍する現役トップ講師。最近は活動の幅を広げ…

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