京都の寺・神社

更新日:2008年12月10日

歳末の京都歩き、四つのディープな楽しみ方

京都は秋に行くところと思っていませんか?いえいえ、実は12月に入ってからの京都もなかなか魅力的なんです。観光客がぐっと減るこの時期は、よりディープな京都人の暮らしぶりに触れるチャンス!

京都観光のシーズンは、11月の紅葉で終わり?
いえいえ、実は、12月に入ってからの京都もなかなか素敵なのです。
ぐっと人が少なくなったお寺をゆっくり拝観するもよし。
冬枯れの庭園を眺めて過ごすのもよし。
寒い時期こそ、京都の魅力の奥深さがわかります。

お勧めその1
弘法さんと天神さん

天神市が開かれる北野天満宮
京都に限らず、神社仏閣の境内では、骨董を中心とした市が開かれることが多くなりました。そのルーツは、東寺の「弘法市」と、北野天満宮の「天神市」です。いずれの市にも、骨董だけでなく、さまざまな店が並んで、とても楽しいです。

●弘法市は毎月21日。
これは、弘法大師空海の命日にあたります。
しかし、空海さんは本当は死んでおらず、
ただ眠っているだけ、とされています。
●詳細は、こちらのホームページをごらんください。

どちらの市も骨董品がメイン
●天神市は毎月25日。
こちらは、天神様(菅原道真)の誕生日に当たります。
●詳細は、こちらのホームページをごらんください。

京都には、「弘法さんが勝つか、天神さんが勝つか」という言葉があります。
毎月21日と25日のどちらもが天気がよいということはなく、
今月は、弘法さんの日と天神さんの日のどちらが晴れるか、という意味です。

終い弘法と終い天神

とりわけ12月21日の「終い弘法」と12月25日の「終い天神」は、京都の歳末を代表する行事として人気です。

終い弘法では、普段の骨董品や古着に加え、葉ボタンや梅、千両の苗、干しガキ、干支の置物など、迎春用の品を売る店がずらりと並びます。
京都ならではの食料品も売られる
終い天神でも、同様の品が売られるほか、神社から、迎春用品の授与もあります。
・祝箸1膳50円
・お屠蘇1袋100円
・大福梅(おおふくうめ)
 1袋(約6粒入り)500円
(12月13日から授与)

終い弘法と終い天神がすむと、いよいよ京都の人々は、本格的にお正月準備を始めます。

●次のページは六波羅密寺の謎の行事、空也踊躍念仏について。他の時期には見られないので、お見逃しなく
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この記事の担当ガイド

写真

吉田 さらさ

お寺、神社、仏像、宿坊に関する単行本と雑誌記事をメインとして執筆と写真撮影をしています。「散歩の達人…

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