タイ/タイのグルメ・レストラン

絶対食べたい屋台のタイ料理BEST5(2ページ目)

庶民の胃袋を支え、世界中のグルメたちを虜にするタイの屋台料理。今回はタイへ行ったら「これは食べておきたい!」とガイドがオススメする屋台料理のBEST5をご紹介します。

執筆者:清水 千佳

第3位:クイッティアウ(米麺)

これはボート・ヌードル(クイッティアオ・ルア)。
クイッティアウとはお米でできた麺のこと。タイ人にとってご飯と並ぶ日常食です。10軒屋台が並んでいたら、4~5軒は米麺の店というほど、屋台料理の定番中の定番。タイ人に嫌いな人はいない言っても過言でないクイッティアウは、「安い」「早い」「美味い」と3拍子揃った、庶民のファストフードでもあるのです。ガイドもタイ滞在中、1日1回は必ずクイッティアウを屋台で食べます。

注文をする際、『麺の太さ』と『スープの有無』を店の人に伝える必要があります。詳しい注文方法は『屋台で麺に挑戦してみよう!』で紹介しているのでご覧ください。麺の太さは主に3種類あり、一番太い見た目がきしめんのような麺が「センヤイ」、センヤイよりも少し細めの麺が「センレック」、ビーフンのように細いのが「センミー」です。ちなみに以前、タイ人50人にインタビューをして好きなクイッティアウ麺の種類を聞いたのですが、一位センレック、2位センミー、そして3位がセンヤイでした。ちなみにガイドが一番好きな麺もセンレックです。

第2位:カオマンガイ

日本でもじわじわとファンが増えつつあるタイのチキンライス、カオマンガイ
中国の海南島発祥のチキンライス「カオマンガイ」。その昔、海南島出身の中国人がタイ移住とともにやってきた料理で、本場とタイの違いは辛いタレがつくかどうか。タイでは鶏肉をその肉をゆでたスープで炊いたご飯の上にのせ、コクのあるタレと一緒にいただきます。ダシの効いたホクホクご飯とあっさりした鶏肉と、ピリ辛くて濃くのあるタレの味のバランスが絶妙で、シンプルな見た目からは想像もつかないくらい味わい深い料理なのです。

同じカオマンガイでも、店によって鶏の煮込み方やタレの味がそれぞれ違い、その美味しさを競っています。中でも地元タイ人に長年愛され続けている有名店といえば「ガイトーン・プラトゥナーム」でしょう。食べる場所は室内なので一見食堂風ですが、店の前に屋台の車があり豪快に鶏肉を切っている姿を見ることもできます。通称「ピンクのカオマンガイ店」、店員さんたちのユニフォームがピンクなのでそう呼ばれるようになったのだとか。イセタンの入っている巨大ショッピングモール、セントラルワールドから徒歩5~7分ですので、買い物ついでに是非立ち寄ってみてください。


<DATA>
■ガイトーン・プラトゥナーム (Kaiton Pratunam)
住所:Soi Petchaburi30, New Petchaburi Road, Makkasan, Rachtevee
TEL:0-2252-6325
営業時間:05:30-15:30 /17:00-03:00
行き方:チットロム駅からラチャダムリ通りをプラトゥナーム方向に歩く。ペップリーの交差点を右に曲がり300メートルほど歩くと右側にある。

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